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あなたを熱狂させた5曲 “Music Freak File” -w.o.d.-

音楽好きであれば、きっとその入り口となった1曲や、転機になった1曲を持っているもの。
例えば、「無人島に持っていくなら?」とか「結婚式で流したい曲は?」などといった話をしたことがある人も多いのでは?
演奏者である音楽アーティストだって最初は一人の音楽ファン。同じようにそんな話をしているはず。

第三回は、次世代のグランジスター!ワルガキスリーピースバンドw.o.d.(ダブリューオーディー)が登場。

 

呂布カルマ

大学生の頃、唯一遊んでいた親友に「変なラッパーがいる」と教えてもらった。初めは、柄シャツとオールバックに吊り上がった眉、という見た目が特徴的すぎて、面白がってバカにしていた。が、この曲を聴いて震えた。シンプルな言葉なのに印象深いフレーズ。あと不穏な空気。ロックに憧れたはずが、まさかヒップホップで日本語詞の格好良さに気付くとは。その後は彼の曲やフリースタイルのラップバトルをYoutubeで調べて観まくった。この曲とラッパーを知った日、「ひたすらに蒼かったあの夏が冷えた」。

Foals

「踊れるロック」と言われる曲。そんなものを俺は心から嫌悪していた。安い四つ打ちに安いキャッチコピーを乗せるのはやめてくれ、最悪や、なんて思っていた。そんなときにfoalsのこの曲に出会った。踊れる。これか、と思った。心臓の底から静かに奮い立つような高揚感と、煽りに煽ってあざといくらいに爆音を鳴らすサビ。その下でずっと刻まれ続けるビートに、身体を揺らさずにはいられない。プリミティブな音やフレーズが、動物としての本能を掻き立てるのかも知れない。友人たちとライブに行ったときは、後ろで静かに観るつもりが気づけば最前にいた。ただただ楽しかった。

BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENは俺のヒーローで、小学6年生の頃からもうずっと好きでいる。ギターもベースもコピーしまくった。「ダイヤモンド」はシンプルでストレートなロックに乗せて信念について歌った曲で、恥ずかしいくらいに誠実で無骨。でもだからこそ、捻くれた10代の自分にまっすぐ刺さったのだと思う。毎日この曲を聴いて、自分にとって大切なものは何かと問い続けた。今でもずっと問い続けている。自分の信念を見失わないように。

Atoms For Peace

最初はRadioheadのThom YorkeとRed Hot Chili PeppersのFleaが一緒にやるというので飛びついて聴きだした。Thomは割とそのままだが、Fleaのスラップは鳴りを潜めていて驚いた。繰り返しループしながら徐々に移ろうビートに、リズムに溺れる心地よさを覚えた。大学に通い出すも居場所がなんか無かった俺は、この曲をイヤホンで爆音で流しながらひとり浮浪し、やがて大学にすら行かなくなり見知らぬ街を徘徊した。どこで聴いてもいい音楽は心を癒してくれた。w.o.d.のベース、Kenも一緒に来日ライブを観に行ったことがあるが、あのハチャメチャなFleaがほぼ動かずに弾いていた。演奏はもちろん良かった。客席にはThom Yorkeのコスプレみたいな人が沢山いたので笑った。

Nirvana

Nirvanaにどハマりして俺の人生は完全に狂った。爆音でグランジを聴きあさり、近所迷惑どころじゃない音量でギターをかき鳴らすようになった(ごめんなさい)。終いにはこの曲のカバーをして「俺を犯してくれ、友よ(和訳)」なんてライブで叫ぶ始末。何がどうなってんねん。それもこれも、Kurt Cobainの叫びのせい。怒りも、悩みも、苦しみも、自己嫌悪も、諦めも、絶望も全部、彼が音に乗せて叫べば、俺にとっては特別なものになった。彼のようになりたいと思うわけではないけれど、俺の叫びや歌が誰かにとって特別なものになればいいなと思う。

 


 

熱狂した曲、ということで選んだせいか、文章も幾分アツくなってしまいました。お恥ずかしい。 初めは、「熱中」でなく「熱狂」なので難しいなあと思っていましたが、よくよく思い出してみると、日々いろんな音楽に熱狂させられていました。音楽を聴いている間は日常の憂鬱を忘れ、自分が最強な気分になったりしました。 挙げた5曲は、そんな数多ある音楽の中の一部です。また、w.o.d.が作る音楽の一部にもなっています。 w.o.d.の作る音楽が誰かを熱狂させて、なにかその人の考えや生き方に影響を与えられたら、あるいは癒しを与えられたら、凄いことだなと思います。

 

w.o.d.

あらゆるオーディションで賞を総なめにしてきたw.o.d.。2018年に、1stアルバム『Web-bing Off Duckling』を発売以降、圧倒的なライブパフォーマンスとその音楽センスがジワジワと口コミで広がり続け、各地にw.o.d.中毒者続出中。これまで開催した自主企画イベントは、各地チケットSOLD OUT。VIVALA ROCKや、サタニックカーニバル、RUSH BALL、RADIO CRAZY等の大型フェスからもオファーがあり、今一番ライブが観たいバンドとして、ジャンルを問わずあらゆるバンドマン・関係者からも注目を浴びている。

http://www.wodband.com/

 

8/7(金)
Degital Release「楽園」
各種DLサイト&サブスクリプションサービスにて配信スタート

 

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あなたを熱狂させた5曲 “Music Freak File” -JABBA DA FOOTBALL CLUB-

音楽好きであれば、きっとその入り口となった1曲や、転機になった1曲を持っているもの。
例えば、「無人島に持っていくなら?」とか「結婚式で流したい曲は?」などといった話をしたことがある人も多いのでは?
演奏者である音楽アーティストだって最初は一人の音楽ファン。同じようにそんな話をしているはず。

第二回は、縦横無尽にハッピーバイブスを振りまく4MC、JABBA DA FOOTBALL CLUB。昨年メジャーデビューも果たし、ノリにノっている彼らが夢中で聴き込んだ曲とはいったい?それぞれが全く異なる個性的なキャラ立ちをした彼ららしい、カラフルなセレクトに大納得。それではいざ、JABBA DA WORLDへ。

 

The Mirrazずっと夢中。たくさん好きな曲があるけど、最近の気分的に。うまくいかない不満に対していろいろ理屈をこねるけど最後には、「ああ、なんとかなるよ、なんとかするよ~やるだけやってみるよ」で締める、根暗で理屈っぽくてオタクちゃんなのに、1周回ってポジティブでエモーショナルなミイラズが大好き。

NOLOV

RED HOT CHILI PEPPERS今までにも何度かこういった機会をもらったことがあります。その度にこの曲を僕はあげています。これからも変わらないと思います。勿論US、日本に拘らずここ数年は韓国のHIPHOPなどを聴き漁ってはいるのですが。それでも僕の音楽の根底にあるのはこれです。馬鹿なところ。凶暴さ。運動神経の良さ。そして何よりそれが混ざって生まれるセクシーさ。永遠の憧れです。僕は自分が音楽というものを使って何かを表現するとき必ず頭に浮かべるのはアンソニー・キーディスです。

ROVIN

KICK THE CAN CREWずーっと聴いてた。今後もずーっと聴いていくんだろうなって気がしている。
ここまで情景を思い浮かばせてくれるイントロ&トラックは多くないし、3人の歌が入るとそれが更に増していって凄く引き込まれる。
好きだったから真似してよく1人で歌ってたけど、あれがラップの練習になってたのかなって今更になって思う。ASHTRAY
Kenji Masubuchi個人的なギターヒーローは、hideとかアベフトシとか何人か居て、その中でkenji MasubuchiさんはSCAFUL KINGのギタリストとして好きになって、更にこのソロの曲はバンドと全然違うフレイバーの曲だったんだけど、すげー!ってなって大好きになった曲です。

BAOBAB MC

Childish Gambino「君が何を言おうと、何をしようと関係ないひとりの時は、君と一緒にいたくなる他のヤツらなんて知らない。君のそばにいるよ。3005年まで」死ぬまでに、こんな歌詞を書きたい。(英語わかんないので、”SUBLYRICS”というサイトで和訳チェックしました。テヘヘ。翻訳ありがとうございます。)

NOLOV

 

Photo by 町田千秋

Photo by 町田千秋

Photo by 町田千秋

Photo by 町田千秋

Photo by 町田千秋

4人の異なる年代・環境で生まれ育ったオトコが集まりゃ、まったく違うものに熱狂しているのは不思議なコトじゃない。しかし、ソイツらが音楽グループを組んで、メジャーデビューまでしているコトは不思議だ。摩訶不思議だ。見た目・趣味・性格からして、同じ学校にいても友達になってなさそうな4人。「親同士が友達」みたいな強制イベントがないと関係性に説明がつかない。

『でも多分「何か」が共通しているからやってるんだ。その「何か」が正直に言っちゃうと、自分たちでもよくわかってない。あ!あれかな?熱狂?っつーのかな?熱狂?英語なら”FREAK”ってやつ?が僕たちを繋いでるんじゃないかって思ってきた。え?そういう媚びいらない?ワリワリf(^^;冗談はさておき。その「何か」は、作品や活動を通して探して行こうと思う。4人の全く違う人間性がぶつかり合って生まれてるものだから、何か見つかりそうだよね。これを読んだのも何かの縁だし、それを探すの手伝ってくれない?人生、けっこー楽しくなるよ。』

JABBA DA FOOTBALL CLUB

チビ・デブ・ガリ・中肉中背という全く体型の異なる4人組。通称“JABBA”。楽器のできない自分たちも、大好きな音楽をしたい!と鼻息荒く活動を開始し何の因果か、2度の全国ツアーや、サマソニ・フジロックなどの大型フェスへの出演、そして奇跡的に2019年に「新世界」でソニー・ミュージックよりメジャーデビューを果たす。これまでに2枚のアルバムをリリースし、「STAY GOLD, LIFE GOES ON」や「i&i」、「きみは最高」など4人が生きている中で、実際にぶつかった試練や出会い・別れを曲にしている。ヤンキーでもインテリでも、金持ちでもない4人の言葉は、何よりもリアルである。

3/18(水)2ndシングル「国道9号線」Release!!

 

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あなたを熱狂させた5曲 “Music Freak File” -THREE1989-

音楽好きであれば、きっとその入り口となった1曲や、転機になった1曲を持っているもの。
例えば、「無人島に持っていくなら?」とか「結婚式で流したい曲は?」などといった話をしたことがある人も多いのでは?
演奏者である音楽アーティストだって最初は一人の音楽ファン。同じようにそんな話をしているはず。

初回となる今回は、ジャンルや国を超えて多方面で注目を集め続けている1989年生まれの3人組、THREE1989に選曲していただきました。音楽性の振り幅はあるものの、彼らを知る人ならば頷ける、THREE1989サウンドの解体新書的な5曲をお楽しみください。

 

Nujabes feat.Shing02大学生の頃、繰り返されるジャズコードにビートを乗せたインストを始めて聴き衝撃を受けた。それからループのダンスミュージックを作るようになったキッカケの作品。

THREE1989 Shohey

CORNELIUS初めて聞いた時は衝撃的だった。トラックが凄くロジカルに作られていて、音楽が数学的に聞こえる。また、パズルのように音をはめていく遊び心にも夢中になる。まさしく“音遊び”というのに相応しい一曲。

THREE1989 Shimo

Jamiroquai中学校のころ、ジャケ買いしたのは良いものの、その頃の自分には難しく一度聞いて部屋に眠っていた。大学生に入りふと目についたJamiroquaiのCDを聴いた。ハマった。成長していくにつれて音楽というものの聴き方が変わるんだなぁと感じた作品。

THREE1989 Shohey

DJ Cam Quartetまだ自分が20代前半で新宿の古びたBarで少し背伸びして、友達とゆったり飲んでいるときにこの曲が流れてきた。イントロのシンセのメロディ、トランペットの音色に引き込まれ、JAZZやインストの曲を聴くきっかけになった一曲。

THREE1989 Datch

Snarky Puppy10分超と長い作品だが、飽きさせないアレンジに脱帽。とにかくキーボディストのCory Henryのソロが圧巻!途中のコード間から彼のルーツであるゴスペルが強く感じられる。

THREE1989 Shimo

今回はメンバー3名のミュージックルーツをご紹介させて頂きました。メンバーそれぞれルーツは違い、キーボードのShimoはロックドラマー、DJのDatchはErectro musicが好き、そしてボーカルのShoheyは日本のソウルミュージックフリークでした。
そんな好きなものがバラバラで育った3名が今となっては好きなアーティストに殆どブレがない。

この名曲と出会うことが出来なかったら今自分は何をしているのだろう。
違う名曲と出会っていたら誰とどんな音楽を作っているのだろう。

3名とも20歳くらいから洋楽に触れるようになりその中でも共通していたのが”踊れる音楽”でした。
“楽しい場所で楽しく音楽に触れたい”
そういう気持ちが強い3人が集まりTHREE1989の音楽スタイルが生まれ、心に残る楽曲とは当時の思い出と共にいつまでも鳴り続ける。
「これからもTHREE1989は日本人として伝統の継承と、洋楽への敬意を表しつつJPOPに昇華して行きたい」と語る姿が印象的でした。

THREE1989

“Every Week is a Party”をテーマに掲げ、毎週1つ楽しみを持って生きていこう!と発信し続ける1989年生まれの3人組。パーティーという文化をもっと身近なものにするべく活動中。2019年にはスペインや台湾そして韓国への海外ライブ、10週間連続の新曲リリースを行った。
2020年には多くの海外アーティストとのコラボ作品制作を始め、海外ツアーを予定している。THREE1989のナイスパーティーを乞うご期待。
https://www.three1989.tokyo/

 

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