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フリークス ストア長野がリニューアル。門出を祝う、ローカルブランドたち。

善光寺を望む街中で、フリークス ストア長野が3月20日にリニューアルオープン。その門出を祝うオープニングイベントには、地元に根を張るブランドも出店します。そんなローカルブランドの魅力を知るべく、出店する方々へのインタビューを敢行しました。

Take Product

ー「Take Product」はどんなブランドですか?

長野県須坂市の材木屋『竹内木材』が運営する、インテリア・ファッション・プロダクトブランドです。「生活・民芸・ときどきPUNK」をテーマに、世界中で見つけた民芸品などの「いいもの」や、ビンテージアイテムを使った1点ものの洋服などを販売しています。

ー「生活・民芸・ときどきPUNK」とは?

パンクスの少年たちがやっていた事って、基本は手作り=クラフトの精神からくるものだと思っていて。革ジャンをわざと切ったり、色を塗ったり、缶バッジで装飾したり。お金がなくても、自分の手ひとつで工夫をしながら格好良く「歌舞いて」いく。その精神を現代に思い出せるような商品を扱っています。

▲左から「リビルドシャツ」35,000円(税別)。右端は軍のテント生地から作った「法被」38,000円(税別)。

ー人気の「1点もの」は何ですか?

オリジナルのミリタリージャケットです。プロダクトづくりの途中で出るミリタリー生地やテント生地の「端切れ」をリプロダクトして、既存のジャケットに融合させることでオリジナルの洋服に仕上げます。男性・女性問わず人気なのはアクセサリーの「ロゼット」ですね。シンプルな服に付けても雰囲気が出るので、「人と違うものになりたい」という気持ちを助けられるアイテムだと思います。

▲ミリタリー生地やデニム生地をリプロダクトした「ロゼット」。大・小・缶バッジのセットで7,500円(税別)。

※一部商品は、イベント終了後も「フリークス ストア長野」にて常設販売されます。

 


 

POTTERY STUDIO K

ー「POTTERY STUDIO K」はどのようなブランドですか?

「土」を素材とした装身具を作る、アクセサリーブランドです。窪んだ模様に色を流し入れたようなデザインの「Ohana」、制作過程で出た欠片をデザインした「kakera」、今回のイベントでお披露目する新作の「coral」など、陶芸の技法を使って様々な表現をしています。

▲左からノベルティのピンバッジ、「coral」のピアス・12,000円(税別)

ーなぜ「陶芸でアクセサリー」を?

大学時代、陶器に色をつける「釉薬」のことを勉強したのがきっかけでした。複数の釉薬を調合して美しい色を作るうちに、「この色たちをどうしよう」と考えて。最初は大きな髪留めから始まって、イヤリングやピアスを作るようになりました。

 ー作品は、どんなスタイルに合いますか?

土の素材はシンプルで肌馴染みがいいので、カジュアルからフォーマルまで色んなシーンに合いますよ。陶器って日常生活ではお茶碗とかで目にすることが多いけれど、アクセサリーにするとどこか目を引く存在感があるんです。付けるだけで、少し特別な日に感じてもらえたらと思います。

▲形もさまざまな新作「coral

※一部商品は、イベント終了後も「フリークス ストア長野」にて期間限定販売(〜4月30日)されます。

 


 

MiM GARDENS -宮下果樹園-

ー「宮下果樹園」とはどんな場所なのですか?

長野県「北信五岳」をのぞむ豊野町で、100年続く林檎園をしています。「自然を食べよう、自然を遊ぼう」をテーマに、生のリンゴだけではない、色んな楽しみ方を提案しています。商品はオンラインストアで販売している他、各地でのイベント出店でも買っていただけます。

▲「信州プレミアムアップルジャム 400g」1360円(税別)〜、ドライフルーツ「APPLE TRIP」600円(税別)など

ーどんな商品を販売していますか?

厳選した果実を使った「プレミアムアップルジャム」や、自家製のシードルを販売しています。昔は農家の作るジャムって「出荷できないリンゴを使う」ところも多かった。でも、獲れたてのリンゴを使ったり、作り方にこだわればもっと美味しくできると考えて。近くのジャム屋さんと協力しながら、品種・皮の有無・切り方・糖度・煮詰め方に至るまでこだわって作っています。

ー他にも特徴的な商品はありますか?

実は、商品を食べてもらうシチュエーションごとに「キャンピングライン」や「マウンテンライン」などのシリーズを作っています。キャンピングラインにはリンゴの果実酒「シードル」やジャム、紅茶。マウンテンラインには、登山の時に行動食として食べられる「ドライフルーツ」を販売しています。自分自身、長野の良さや自然の恵みを実感したのはアウトドアでの遊びの中でした。長野のリンゴの美味しさも、そうした山遊びの中で実感してもらえたら。

※一部商品は、イベント終了後も「フリークス ストア長野」にて期間限定販売(〜4月30日)されます。

 

 

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PROJECT

「小谷村から新たな文化を」地元民が集う新たなイベント・ハクババレーぶんかさい

2019年7月28日、信州・栂池高原「EARTHMANS TSUGAIKE(長野県小谷村)」にて開催されたマルシェイベント「ハクババレーぶんかさい」。今回初開催となる本イベントはどのような思いで実施されたのでしょうか。この記事ではイベントのレポートと共に、主催者のイベントにかける思いをお伝えします。

※ハクババレー・・・長野県北西部、北アルプス山麓に位置する白馬村・小谷村・大町市の総称

イベント会場はゲレンデ直結の「EARTHMANS TSUGAIKE」

まずは今回の会場を改めてご紹介。イベントは、MARCHE AREAとACTIVITY AREAの2つのエリアで実施されました。MARCHE AREAの舞台となったのは2018年4月にオープンした「EARTHMANS TSUGAIKE」。

2018年4月に新たにオープンした「EARTHMANS TSUGAIKE」。テーマは“よく遊び、よく眠る”。

「EARTHMANS TSUGAIKE」は、「EARTHMANS DOTOMBORI(大阪府大阪市)」、「EARTHMANS AMEMURA(大阪府大阪市)に続き株式会社デイトナ・インターナショナルがプロデュースした3つめの宿泊施設です。既存の施設買収・リノベーションし、海外のホテルラウンジのような雰囲気にリフレッシュオープン。しょうゆ豆や川中島納豆など信州ならではの郷土食を取り入れた朝食は宿泊客に好評です。

イベントを通して新しい文化を地域の人と共につくる

ゲレンデ直結とあって、グリーンシーズンのゲレンデが一望できるロケーション。眼下に広がる緑の斜面はこの時期ならでは。

今回初開催となった「ハクババレーぶんかさい)」には、長野県内からコーヒーショップやクラフトを中心に約30店舗が集まりました。主催者である「EARTHMANS TSUGAIKE」支配人・馬場裕一郎は「ハクババレーぶんかさい」の開催について以下のように語ります。

「『ハクババレーぶんかさい』の目的は、この場所に暮らす人たちと新しい文化をつくること。肌感では、栂池高原のある小谷村を訪れるほとんどがシニア層や登山客。ウィンタースポーツや登山などアウトドアアクティビティを楽しみに来られる方が多い印象です。小谷村は隣の白馬村と比べると移住者や外国人観光客も少なく、独自のカルチャーが根付いていない土地なんです。小谷村から新たな文化を創造できたらという思いから『ハクババレーぶんかさい』の実施に至りました」


当日の来場者は約1,600名。会場はメイン会場である小谷と、白馬のふたつのエリアに設けられた。自転車で往復したり、山の景色を見ながら歩いて行ったり来たりとコンテンツだけでなくロケーションを楽しんでもらう試みだ。
白馬村に店を構える「HAKUBA COFFEE STAND」も出店。店主の大石学さんは、長野県内のコーヒーショップが集う「 NAGANO COFFEE FESTIVAL」の企画・運営も行う。


想定外の規模感があっという間に形に

買い物だけでなくワークショップも楽しめる

『ハクババレーぶんかさい』実施のきっかけとなったのは、馬場が支配人に就任した2019年5月のこと。親交のあった長野県須坂市を拠点に活動するクリエイター金子ひとみさん(Pottery Studio K )の「栂池で野外のイベントを実施したい!」という一言からスタートしました。

「全国のFREAK’S STOREで『POTTERY STUDIO K 』のアクセサリーを取り扱いをさせていただいている縁で、金子さんとは長いお付き合いをさせていただいています。私が『EARTHMANS TSUGAIKE』に来た頃に、『せっかくこの地に根を下ろすならなにか新しくはじめたい』と考えていたところ、金子さんからイベント開催の提案がありました。

はじめは小さくイベント展開していこうと考えていたのですが、ありがたいことに金子さんの声がけによって30もの出店者が集まったんです(笑)。そこからはあれよあれよという間に形になっていって。『ハクババレーぶんかさい』は、いろんな人に助けてもらって実現できたイベントですね」


ホテル裏には子供向けに大きなプール、五右衛門風呂を設置。買い物だけでなく、家族がゆっくり団らんできるスペースが多いのもこのイベントの特徴だ。

子どもたちに特に大人気だった「クワレス」はクワガタ・カブトムシのプロレス。立派なリングで昆虫が闘う姿に白熱!

一過性で終わらないイベントづくりを

「当日は、私たちがターゲットとして考えていた家族連れの姿が多かったです。休日に気軽に遊びにきていただけるイベントを目指していたので、地元の方に多く足を運んでいただき嬉しかったですね。駐車場は常に満車で臨時駐車場をつくるほどの盛況でした」

最後にイベントの今後の展望を聞きました。

「『ハクババレーぶんかさい』は今年を皮切りに毎年実施を念頭に置いています。小谷村はもちろんですが、近隣の白馬村、大町市近隣と連携しハクババレー一帯が協力しあい盛り上がることが大切だと考えていて。一過性のイベントで終わることなく、地域に新たな文化を取り入れていくための試みとして今後も続けていきたいですね」


MARCHE AREA
EARTHMANS TSUGAIKE
Add:長野県北安曇郡小谷村千国乙216
Tel:0261-83-2117
https://www.earthmans.com/

ACTIVITY AREA
S.K.D.P(SUPER KID’S DOME PROJECT )
Add:長野県北安曇郡白馬村北城落倉14920-31
Tel:(代)090-4282-7727

Text_Hitomi Nakano

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PROJECT

FREAK LAUNCH EVENT @フリークス ストア長野店

2019年8月5日(月)より、様々なフリーク(熱狂的)をテーマに、ローカルの魅力と豊かさを紹介するマガジン「FREAK」を全国のフリークス ストアにて配布開始致します。発刊に先駆けて8月2日(金)にフリークス ストア長野店にてローンチイベントが開催されました。

いま長野ローカルで話題なカルチャースポットを独自の目線で紹介。長野の酒蔵とコラボレーションしたフリークス ストア限定の日本酒や話題の古民家ダイナーのフードが堪能できる他、(株)Huuuu代表取締役・徳谷柿次郎氏を招いたトークショーなど「FREAK」なコンテンツが用意され、会場は熱気に包まれました。

当日集まった「FREAK」な人たちが先行で購入できた限定のTシャツやソックス、ステッカーなどのオリジナルグッズも好評を博した。メインロゴを表現したグッズは普段使いも可能なデザインとなっている。

今後不定期に様々なローカルカルチャーにスポットを当て、デイトナ・インターナショナルの企画力やユニークなキュレーションで、地域特性を活かしたマガジンを発刊していく予定。


特集した様々なフリークたち

今回の創刊号で特集した長野ではたくさんのフリークたちに出会った。

現地に直接行くことでしか出会えない人々、感じることのできない空気がそこには確かにあった。今まで知ることのできなかった長野の新しい魅力やリアルな声を聞き、またさらに深掘りしたくなった。次はいったいどんなフリークたちに出会うことができるのか非常に楽しみである。

High-Five COFFEE STAND
GOFUKU
marsmoo
BOOKS&CAFE NABO
やってこ!シンカイ

FREAK LAUNCH EVENT
開催日時:8月2日(金) 18:00 ~20:30
開催場所:FREAK’S STORE 長野店
LIVE:FNCY(ZEN-LA-ROCK、G.RINA、鎮座DOPENESS)
トークショー:(株)Huuuu代表取締役・徳谷柿次郎
協力企業:モリダイラ楽器、59譲、(株)Huuuu

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PRODUCT

長野の熱い酒、旨い酒「59醸酒」

長野県は新潟県に次いで酒蔵の数は全国2位。日本酒造りが盛んな長野県では、伝統を受け継ぎながらも、変わることを恐れない、チャレンジングな酒造りが始まっていた。

長野を訪れたら、”極上”の一杯をぐびっと!

日本酒の文化を未来に継ぐため、新しい道を切り拓く“ フリーク” たちがいる。昭和59 年度生まれの長野県の酒蔵跡取り5 人からなるユニット〈59醸〉だ。同じ時代を生きる仲間であり、ライバルだからこそ同じ想いを共有し、「この年代だから造れるモノを生み出そう」と蔵の垣根を超えて2015年に結成。東飯田酒造店6 代目・飯田淳さん、角口酒造店6 代目・村松裕也さん、沓掛酒造18 代目・沓掛正敏さん、西飯田酒造店9 代目・飯田一基さん、丸世酒造店5 代目・関晋司さんからなる〈59 醸〉は、毎年共通のテーマとルールを掲げ、それに則り5 蔵がそれぞれ仕込んだオリジナル日本酒「59 醸酒」をリリースしている。

東飯田酒造店6 代目・飯田淳さん、角口酒造店6 代目・村松裕也さん、沓掛酒造18 代目・沓掛正敏さん、西飯田酒造店9 代目・飯田一基さん、丸世酒造店5 代目・関晋司さんからなる〈59 醸〉は、毎年共通のテーマとルールを掲げ、それに則り5 蔵がそれぞれ仕込んだオリジナル日本酒「59 醸酒」をリリースしている。


2019 年度のテーマは「道なかば」。活動の折り返し地点である今年、自らへの“ 中間テスト” の意味を込め、「信交酒545 号(山恵錦)」「精米歩合59%」の共通ルールに、「初年度(2015年)と同じ酵母を使用する」という追加ルールを加えたという。それぞれで醸造した“ 極上” な純米吟醸を堪能あれ!

〈59 醸〉って?

メンバーは皆昭和59 年度生まれ。40 歳になるまでの10年間をめどに活動しており、「59 醸酒」のリリースのほか、日本酒文化を広めるためのイベントも積極的に行う。


〈59醸〉を構成する酒蔵たちは、それぞれに高い技術力と譲れない精神を持ち、 独自の酒造りを追求してきた。伝統と革新で日本酒文化の未来を切り拓く、5つの酒蔵を紹介する。

角口酒造店

豪雪地域の“ 辛口の酒”を大切に。

創業は1869 年。冬の間3メートル以上の雪に覆われる日本有数の豪雪地域・飯山市に位置する県内最北端の酒蔵だ。6代目で〈59 醸〉のリーダーでもある村松裕也さんは、25 歳の若さで杜氏に就任して以来、豪雪地域だからこそ求められる「辛口の酒」を根底に、様々に試行錯誤。蔵のルーツと歴史を大切にした丁寧な酒造りを心がけている。
●長野県飯山市常郷1147
☎ 0269-65-2006
www.kadoguchi.jp

丸世酒造店

伝統的な「もち米4段仕込み」を受け継ぐ。

創業は1870年。明治維新直後の混乱の最中、「世の中が丸くなりますように」との願いを込めて酒造りが始まった。5 代目の関晋司さんは大学で畜産を学んだ後、営業職を経験し「自分の造ったものを売りたい」と家業の酒造りに。3 段仕
込みの最後にもち米を加える「もち米4 段仕込み」を代々引き継ぎ、全ての作業を手仕込みで行う。
●長野県中野市中央2-5-12
☎ 0269-22-2011
marusesyuzouten.co.jp

西飯田酒造店

「花酵母」を用いた、新しい酒造り。

創業は江戸末期。「光輝くような信濃の美酒に」との願いを込め名付けられた銘酒「信濃光」でも有名な酒蔵。9 代目の飯田一基さんは、花から酵母を分離させる「花酵母」を大学で研究。卒業後、花酵母の先進蔵で修行し、後に帰郷した。杜氏に就任した後は、花酵母を使用した酒「積善」をリリース。
●長野県長野市篠ノ井小松原1726
☎ 0262-92-2047
w2.avis.ne.jp/~nishiida

東飯田酒造店

地元産にこだわり、地域に根ざす。

創業は江戸時代後期。創業以来“ 地元産” に徹底的にこだわり、仕込み水には犀川の伏流水を、米も長野県産のみを使用。地域の方に喜ばれるお酒を第一に考える地元密着の酒蔵だ。6 代目の飯田淳さんは、繁忙期に“ お手伝い” として入社したが、酒造りを教えてもらうにつれ、次第に酒造りにのめり込んでいったのだそう。
●長野県長野市篠ノ井小松原1724
☎0262-92-2014
www.motooi.com

沓掛酒造

300 年の歴史と伝統を、これからも。

創業は元禄年間(1688 ~ 1704)にまで遡る。年間を通して寒暖差が大きい上田の特性を生かした酒造りを貫き、「福無量」が有名。18 代目の沓掛正敏さんは高校卒業後、音楽教師を目指し音大に進学。しかし酒造業界の落ち込みの話を聞き、家業への責任を感じ帰郷を決意。現在は主に経理を担当し、製造担当の弟と共に酒蔵を切り盛りする。
●長野県上田市下塩尻35
☎0268-22-1903
www.fukumuryo.co.jp

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PEOPLE

りんご音楽祭の”仕掛け人”古川陽介氏に聞く松本市ウラ話

松本のカルチャーを象徴する存在といえば、毎年秋に開催されるフェス「りんご音楽祭」。毎年150を超えるアーティストが集うこのフェスは、今や日本の音楽シーンをぐいっと底上げするほどに。仕掛け人である古川陽介さんにその裏側を聞いた。

古川陽介
ふるかわ・ようすけ/「りんご音楽祭」主催。大学在学時より18 年間松本に在住。2004 年、パーティーハウス「瓦レコード」をスタート。2014 年、沖縄にミュージックバー「on」をオープン。週末はdj sleeper として全国のパーティーで活躍中。

りんごの時期は、
正月より街が混み合ってますから。

—今年で11 年目を迎える「りんご音楽祭」ですが、ここまで続けてきた原動力は何ですか?

ノリですよ。ノリと無知(笑)。だって、めちゃくちゃ大変でしたからね。こんな無謀なことだと10 年前に知ってたら、たぶんやらなかったと思う。

—「りんご音楽祭」を開くことになったきっかけは、何だったのでしょう?

若い頃からずっとDJ もやっていたし、フェスも好きだった。ただ、10年前って、今みたいにライトなフェスがなかったんです。だから、普段クラブで遊んでる友達を気軽に誘えなかったし、大規模なフェスはアウトドア能力必須で、かつチケット代は高い。じゃあ、自分で作るしかないなと。

—「りんご音楽祭」は、観光地としての松本への貢献度も計り知れませんね。

松本は以前からずっと観光地として栄えてきたように見えますが、それは昼の顔なんです。観光だけではなく昼夜問わず街自体が盛り上がって欲しいと思い、“ 祭” をやることで街を活気づけようとしました。松本のひとはとにかく祭り好きですから。よくも悪くも、

古き城下町というわけです。「りんご音楽祭」としては、夜の部を街中のクラブで開催したり、オススメの店舗マップを配ったりして、遊びに来てくれたお客さんに少しでも松本の街で遊んで欲しいと思っています。松本にはいい飲み屋がたくさんあるので。夜に限って言うと、りんご音楽祭の時期は正月よりも街のお店が混み合ってて、僕たちでさえ入る店に苦労するほどです。

—ほかに、「りんご音楽祭」の特徴というと?

出演者やスタッフも含めて、普段から遊んでるなかで出会ったひとたちに集まってもらうようにしています。外部の制作・運営会社は入れていません。

—全国的に注目を浴びる中、県外から仕事のオファーやコラボの声がかかったことはありますか?

あります。実際に松本以外でパーティーを開いたこともありますが、松本以外の街で成功させるには、普段から来てくれている関係者やお客さんがどれだけ集まってくれるかにかかってます。うちはあくまで“ パーティー”なので、いつもいる面々がいてこそ。みんなが各所でいい感じにやってくれるから成立するんです。

—これからの「りんご音楽祭」について、意気込みはありますか?

毎年変わらず。その年その年で感じたことに正直にやっていくだけですね。

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PROJECT

EARTHMANS TSUGAIKE 地域のハブとなるホテル

鳥のさえずりで目覚める、特別な1日のはじまり。

手つかずの大自然を堪能できるのもまた、長野に来る目的のひとつ。そんな豊かな空気を暮らすように味わえる宿が、EARTHMANS TSUGAIKEだ。館内には、存在感のあるヴィンテージのファニチャーが点在。その居心地の良さから、ラウンジでは連日、国内外多くの旅人たちが集い、話に花を咲かせている。

インテリアは、自然素材を用い、日本の伝統美を生かしたデザインだ。

宿がコンセプトに掲げるのは、“よく遊び、よく眠る” こと。EARTHMANS の吉田マネージャーは次のように話す。「ただ泊まるためだけのホテルではなく、滞在している一人ひとりがどのように過ごしたいか、それをプロポーザルできる場所であり、またそれをフックに滞在者同士が知り合える場所になっています。ホテルという機能を持ちながらも、人々やカルチャーのハブになることを目指しているんです」

滞在の仕方は人それぞれ自由。シェアキッチンを使って、その日旅先で見つけたご当地食材を調理し仲間に振る舞ったり、ホテル裏にある森の焚き火ラウンジで、小鳥のさえずりをBGMにミルで豆を挽いたコーヒーをゆっくり飲んだり、はたまた高原の緑風のなか、テントやハンモックを張ってうたた寝したり……。自然の中で、思い思いにチルアウトすれば、長野のことがもっと好きになるに違いない。

HAKUBA VALLEY の雪質は、国内屈指。

Hotel Data
●長野県北安曇郡小谷村千国乙216
☎ 0261-83-2117
営業時間:7 時30分~ 22時(RECEPTION)、7 時~ 23 時(RESTAURANT)
HP:www.earthmans.com/nagano/stay/tsugaike


小谷村のふるさと納税に挑戦しよう!

雪と緑の美しい自然をいつまでも守るために。

新潟県との県境に位置する小谷村が誇るのは、なんといってもHAKUBA VALLEY を中心とした広大な自然。小谷村は、この豊かな環境をいつまでも守り、自然体験を推奨するプログラムを提供することで、今後の未来を担う子どもたちに必要とされる“ 生きるチカラ” を養う活動を積極的に展開している。EARTHMANS TSUGAIKEはその活動に共感し、協力してプロモーション活動を進めていくことに。プロデュースしたオリジナルアウトドアアイテムは、ふるさと納税の返礼品に採用されている。

HAKUBA VALLEY OTARI
オリジナルチェア
〈Kermit Chair〉とのコラボレーションアイテム。耐久性と快適な座り心地を実現し、上質なアウトドアシーンを演出してくれる。

HAKUBA VALLEY OTARI
オリジナルバッグ

W800 × D300 × H500mmの大容量で、アウトドアからタウンユースまで、幅広い用途で使用可能。ブラックとライトブルーの2 カラーを用意。

HAKUBA VALLEY OTARI
オリジナルクーラーボックス
〈ORCA〉とのコラボレーションアイテム。最大10 日間の保冷力を誇り、機能性は抜群。カラーはブラックとアイスブルー。

小谷村のふるさと納税に挑戦するには?

ふるさと納税とは、自治体への寄附額に応じて、所得税と住民税から税金が控除される制度で、申請には手続きが必要。詳しくは小谷村の特設サイトをチェック !
HP:www.otari-biyori.com/furusatotax/

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PROJECT

WHAT’S NAGANO -長野をめぐる”フリーク”な旅へ-

雄大なアルプスの山々のもと、独自の郷土文化が息づいてきた長野県。
ここには、自然や伝統、風土への愛を持ちながらも、
未来に向けて新しい文化をつくろうとする熱狂的な“人”や“場”があるのだ。
さあ、ここから長野をめぐる”フリーク”な旅へ!

FREAK’S STORE 長野店

もっともFREAK’S らしい、オールドアメリカを体現!

JR 長野駅北口から歩いて5 分。通りに面する長野店は、FREAK’S STOREの中でも数少ない路面店だ。通常の商品ラインナップに加えて、バイヤーが買い付けた古着も取り扱う長野店には、古き良きアメリカにインスパイアされてきた創業以来の精神が宿っている。また、「59 醸酒」を販売しているのも長野店ならでは。「洋服はもちろん、趣味に遊びに、あらゆる方面にアンテナを張った個性豊かなスタッフがお待ちしています!お客さまに気軽に立ち寄ってもらえる居心地の良いお店でありたいです」と話すのは梶原敏之店長。新幹線を降りたら、まずはFREAK’S STORE 長野店に寄ってみて!

“フリーク” な名物STAFF たち

梶原敏之

●好きなスタイル
vintage を合わせたスタイリング。

●最近情熱を注いでる事
渓流釣りです。もともと出身が九州で海釣りが趣味でしたが、最近お店で繋がりを持った方と渓流釣りに出かけて、その魅力にどっぷりと浸かっています!

●長野のおすすめスポット
EARTHMANS TSUGAIKE でしょうか。長野の大自然が宿泊を通じて体感できる唯一無二の空間です。 

●長野に来る方へ一言!
長野県は街と自然の距離感が魅力です。市内から車で30分程行けば大自然があり、冬はウィンタースポーツも最高!是非一度、お越しになって下さい!

春日好美

●好きなスタイル
最近〈リーバイス〉のデニムを買ったので、デニムが引き立つコーデを考える時間が楽しいです!

●最近情熱を注いでる事
FREAK’S のブランド〈Freada〉がとにかく大好きです! 接客においても熱量をもってお話しさせていただいてます。

●長野のおすすめスポット
飯山にある「パティスリー・ヒラノ」。パフェがおいしく価格も良心的。機会があったら是非行ってみてください! 

●長野に来る方へ一言!
長野県はとってものどか。空気がとにかく綺麗で、落ち着いて過ごせる場所なので、都会とは異なる雰囲気を味わえますよ。

関 友恵

●好きなスタイル
アースカラー系の服を合わせたり、ワントーンコーデをしたりすることが好きです。

●最近情熱を注いでる事
一眼レフにハマっていて、時間があれば触っています。最近フルサイズ機デビューをしたので、仕事でも活かしていきたいです! 

●長野のおすすめスポット
山ノ内町です。渋温泉では宿泊すると「九湯めぐり」と呼ばれる外湯めぐりが無料でできます。情緒あふれる石畳の温泉街めぐりに是非いらしてください! 

●長野に来る方へ一言!
自然を感じ、ゆっくり過ごせるので、きっとリフレッシュできます。夜は星も綺麗です!!

斎藤 翔

●好きなスタイル
ストリート×クラシックスタイル。

●最近情熱を注いでる事
長野駅付近の美味しいご飯屋さんを見つけること。最近のオススメは「TIKI 」! リーズナブルな価格で本格的なステーキを楽しめます!

●長野のおすすめスポット
EARTHMANS TSUGAIKE です。国内に居ながらアメリカを感じられます! 

●長野に来る方へ一言!
長野には都心では感じられない自然、ウィンタースポーツをはじめとするアクティビティ、そして個性溢れるスタッフがいる FREAK’S STORE 長野店があります! 是非一度、お越しになって下さい!

Shop Data
● 長野県長野市南千歳1 丁目3-6 K’S SQUARE 
☎ 026-226-7915 
営業時間:12 時~ 20 時(平日)、11 時~20 時(土、日曜、祝日) 
長野店の公式インスタグラムもチェック!
Instagram:@freaksstore_nagano


やってこ! シンカイ

人と人、人とものを繋ぐ、地域に開かれた新しい場。

善光寺にほど近い一画に、一際目を引く古い建物がある。「やってこ! シンカイ」は金物店として使われていた建物を改築し2018年にオープンした。オーナーは、編集者の徳谷柿次郎さん。店内にずらりと並ぶ雑貨や服は、彼の繋がりによって全国から集められたものだ。さらに、定期的にイベントなども開催されている。

「県外から来る方も多いですが、金物屋さん閉店後の2011 年から、この建物がシェアハウス兼コミュニティスペースとして開かれた場であった名残で、近所の人がふらっと寄ってくれることも多い。地域の中の人も外の人も隔てなく交流が生まれていますよ」と話すのは店長のナカノヒトミさん。人と人、人とものの出会いを繋ぐ、地域のハブのようなスポットだ。

Shop Data
●長野県長野市三輪7 丁目8-5 
営業時間:12 時~ 17 時(イベントがあれば夜も営業) 
定休日:月、火、水曜 
Instagram:@yatteko_shinkai
HP:huuuu.jp/shinkai


Foret coffee

ふらっと立ち寄れる街の木陰的コーヒーショップ。

長野散策に疲れたら行ってほしいのが、自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店「Foret coffee」。ゆったりと開放感のある店内には、コーヒーの香ばしく芳醇な香りが漂う。「大きなの木の木陰にふらっと休みに来るような、心地の良い場所でありたい」と話すのは、オーナーの松澤さん。
「良いお店があれば、その町に住んでみたくなると思うし、すでに住んでいる人は誇りに思うしオススメしたくなる。『Foret coffee』もそんなお店になれたら嬉しいです」

コーヒー豆のパッケージやマグカップ、店内の各所に飾られている絵は、松澤さんがファンだというアーティスト・松本セイジさんが手がけたもの。

Shop Data
●長野県長野市東後町21 グランドハイツ表参道弐番館103 
☎ 090-2304-8231 
営業時間:8 時~ 18 時 
定休日:水曜 
Facebook:www.facebook.com/foretcoffee


GOFUKU

五感で“ 福”を感じられる古民家レストラン。

かつては呉服問屋だった築100 年の古民家をリノベーションして作られたのが、古民家dining BAR〈GOFUKU〉。木の温かみを感じられる居心地の良い店内では、地元の食材を使った創作料理やクラフトビール・ワインが楽しめる。特に人気なのは、外はカリッと、中はジューシーに仕上がった「ロティサリーチキン」。少人数でしっぽり食事を楽しむもよし。大人数でわいわいパーティーをするもよし。長野の夜をさらに楽しくしてくれる、大定番スポットだ。

室内席のほか、テラス席も28 席あり。長野の心地よい風を感じながら食事を楽しむのも◎。冷蔵ケース内には自家製のケーキが。一番人気は「GOFUKU しっとりチーズケーキ」。

Shop Data
●長野県長野市鶴賀権堂町2300 
☎ 026-217-7391 
営業時間はウェブサイトで確認を。
HP:gofuku.owst.jp

 

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PROJECT

松本のクリエイターに会える、実験的な倉庫「marsmoo」

コンセプトのない?
カルチャーのおもちゃ箱。

スタジオやカフェ&バー、古道具屋、居小屋、デザイン事務所などが併設されるシェア倉庫、「marsmoo」。ことの始まりは2011 年、デザイナーとして活動する関未希さんが、水道業を営む雅文さんとともに夫妻でこの場所を借りたことだった。

「もとは私たち夫婦の住居兼仕事場でしたが、多発的に色々な人が関わり、それぞれの思惑により、成り行きで現在の、夫も含めたDIY 好きなカルチャー男子たちの“ やりたいことやる基地” になりました。みんなが好きなことをやって楽しく生きるために必死にサバイブする基地のような場所なんです。だから、コンセプトはあるようでないような……(笑)」と話す未希さん。扉を叩けば、好きなことにまっすぐな“ フリーク” たちに会えるかも?

館内には所狭しと様々なものや空間が広がる。「みんな “ 隙間があれば埋めろ ” みたいに空間を作っていくので、自分の空間の確保に必死です(笑)」と未希さん。FREAK の表紙にもなっている壁画。作者は柏木 辿さん。

Shop Data
●長野県松本市筑摩4丁目16-29
☎ 0263-50-8520

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PROJECT

長野の音楽好きなら、絶対に外せない!瓦レコード

畳張りのダンスフロアで、踊り明かす週末を。

松本の市街地を横断する女鳥羽川沿いにひっそりと佇むのが、パーティーハウス「瓦レコード」。一見、落ち着いた普通の古民家のようだが、週末になると全国各地から“ 音楽フリーク” たちが集まってくるというから驚きだ。

「瓦」という文字が切り抜かれた味のある木の扉を抜けると、大量のレコードにDJ ブース、ミラーボールが浮かぶ畳バリのダンスフロアが広がる。1 階にはフロア& BAR スペース、2 階には宿泊スペースがあり、DJ パーティーやライブはもちろん、スタジオレンタルや県外からの出張イベント、音楽合宿にも対応できるという。

「瓦レコード」がオープンしたのは2004 年のこと。オーナーを務めるのは、dj sleeper 名義でDJ としても活動し、今や松本カルチャーの代名詞ともなった、「りんご音楽祭」を主催する古川陽介さん。

もともとは古川さんが、廃墟と化していた一軒家を当時通っていた大学の教授から借りたことが始まりだという。当初は仲間たちの単なるたまり場だったが、京都のクラブ「METRO」で行われた「FANTSIA」というパーティーに遊びに行った際、老若男女問わず多くの人たちが楽しそうに踊っているのを見て、パーティーの可能性を感じた古川さんは一念発起。晴れて「瓦レコード」が誕生した。音楽にとことん浸って、思わず時間を忘れてしまう。そんな週末も、松本の楽しみ方のひとつだろう。

夜になると店内は非日常を感じさせるダンスフロアに。皆思い思いに体を揺らす。シンボリッ クな「瓦」が、「瓦レコード〉の目印だ。BARスペースからは女鳥羽川が覗ける。

Shop Data

●長野県松本市清水1-1-2 
☎ 090-9345-3240 
Twitter:@kawara_record
Facebook:www.facebook.com/kawararecord

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