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Michael Kanekoと関口シンゴ、それぞれの“HERE COMES CHRISTMAS”

Michael Kanekoと関口シンゴ、
それぞれの“HERE COMES CHRISTMAS”

音楽レーベル「origami PRODUCTIONS」に所属するアーティストと、DATSのMONJOEを招き開催されたFREAK’S STORE X’mas LIVE。およそ2時間に及んだセッションは、年の瀬にふさわしい、それはそれは豪華なものでした。そんなライブに参加してくれたMichael Kanekoさんと関口シンゴさんに、ライブ前にインタビュー。今回のライブや今年を振り返ってもらいつつ、2022年の抱負について、聞きました。また、LIVEのアーカイブ配信は以下よりご覧いただけます。



土台になる好きな音楽が似ているから、1,2回やれば不思議と合う
—今回のライブは、どんなセットリストなんでしょうか?
Michael Kaneko(以下、Michael) 今回はコラボ曲が多めです。カバー曲もあります。ぼくがいま「Michael Kaneko コラボレーション・プロジェクト」というものをやっていて、その中で制作した曲をさらさちゃんに歌ってもらったりもします。
—普段も「origami」の面々とセッションすることはありますか?
Michael ここまでコラボ感があるライブはあまりないです。1曲だけ参加させてもらうとかはあるんですけどね。かなりレアな機会だなと思います。
関口シンゴ(以下、関口) 「origami」の人は、扱う楽器がみんなバラバラだから、こういうイベントでもうまくまとまれるんですよね。今日は、いままでにない組み合わせもあるので、結構楽しみで。
—Michaelさんと関口さんのセッションは、初めてですか?
関口 マイキー(Michael)とは何回かあります。そもそもの出会いが、ぼくのアルバムのリリースライブのときに、セッションしたってところで。
—リハーサルを聞かせてもらいましたけど、いきなりピタっとはまるものなんですね。
関口 みんな、土台で好きな音楽が似ているから、1,2回やれば不思議と合うんです。もちろん、全然かけ離れた人とは、こんなすぐにはフィットしないんですけど。
—Michaelさんはどういう経緯で所属されたんでしょうか?
Michael 6〜7年前、ひとりで活動しているときに、所属レーベルを探していて、メジャーなレーベルにもデモテープを送ってたりしてたんです。でも、みんなが口を揃えて「こういう曲を歌ったらいい、もっとJPOPっぽい感じの方がいい」と。でも自分のスタイルは変えたくなかったんです。そしてあるとき、「origami」のフェイスブックにメッセージと音源を送ったら、「いいね」ってなってくれて。それから仕事をもらったりして、2016年に所属した感じなんです。
—なるほどなるほど。それにしても、いつも思うのが、「origami」の方達は本当に礼儀正しいなと。みなさん本当にいい方で(笑)
Michael 「origami」の人ってみんなアーティストとしての活動のほかに、プロデュース業もやってるじゃないですか。そういう仕事をしていると、社会人としてちゃんとしてなきゃいけないんですよ(笑)。普通のアーティストなら、例えば遅刻したりとか、メールを返信しなかったりも許せるけど、裏方はそれが許されない。CMの仕事だとかは、締め切りもあるわけで。みんな真面目なんです(笑)
—コロナになって、無観客での配信も増えたと思うんですど、生とはやはり、勝手は違いますか?
関口 慣れてはきましたけど、やっぱり難しさはありますよね。有観客の場合は、お客さんの反応を見て、コミュニケーションをとりながらできますけど、無観客だと配信先の向こう側に向けてやるから、双方向じゃなくなってしまうから。
Michael ぼくも最初は違和感ありましたけど、慣れました(笑)。あと、ぼくの場合、ライブのときはお客さんの顔を見てるんですよ。笑ってたり、感動してくれてたりするわけですけど、いまは有観客でもマスクをつけてるわけじゃないですか。なので表情が見えないから、そこがまだ少し、物足りなさを感じてしまうところではありますね。
2022年は、新曲のリリースとライブ!
—クリスマスライブということですが、お2人のクリスマスの思い出を教えてください。
Michael アメリカに住んでいたときのクリスマスは、本当にすごかったですよ。加えて12月は、クリスマス以外にも、ハヌカというユダヤ人のホリデーもあれば、クワンザというアフリカ系の人のホリデーがあったりと、なにかとイベントが続くんです。だから街全体が、ホリデー一色で。
—関口さんはいかがでしょうか?
関口 プレゼントはもらっていたし、サンタクロースは信じてましたよね。でも、段々わかってくるじゃないですか、いろいろと(笑)。年齢があがってきたときに、耳元でガサガサしてるのを聞いた時は、不思議と目はあけられなかったですよね(笑)。
—それでいうと、関口さんはいまお子さんがいらっしゃるから、逆の立場なわけですね。
関口 頑張ってますよ。でもいま小学生だから、たぶんギリギリ。来年あたりは怪しまれるかもしれませんね(笑)。
—年末年始はどう過ごされるんでしょうか?
Michael たぶん東京で、友達とお酒を飲んでると思います(笑)。
関口 ぼくは今年は家族と過ごしますね。
—では少し、今年を振り返っていきたいんですけど、アーティストの方にとってはたいへんな年でしたよね。
Michael ライブが中止になったり、夏に全然ライブができなかったりして不完全燃焼ではありますけど、逆にこういう配信ライブだったり、新しいことに挑戦できた年ではありました。今年の春頃には森山直太朗さんとお仕事をさせてもらって、いろんなテレビ番組に出たりして、それもすごい刺激になりましたね。
—関口さんは、インスタライブを活発にされてたイメージがあります。
関口 一時期はもう、やり過ぎなくらいやってましたね(笑)。実はコロナの前からやってたんですけど、ファンの方とのコミュニケーションが希薄だなって思っていて、それでやり始めたんです。でもやっぱり、物足りなさは感じますよね。制作の仕事は忙しくさせてもらってたんですけど、ライブはもう少しやりたかったかな。
—新しくはじめた趣味とかはありますか?
Michael 今年はキャンプに行くようになりました。自然に行くと、やっぱりリフレッシュできます。テントとかクーラーボックスとか、最低限のものは一式揃えました。
—Michaelさんは、ランニングも頻繁にされていると聞きました。
Michael そうなんです。今朝も走ってきましたよ。もともとサッカーをやっていたので、体を動かしていないと落ち着かないんですよね。週5は走ってますかね。
—関口さんは今年、オリジナルのコーヒー豆を作られてましたよね。
関口 三軒茶屋の「OBSCURA COFFEE ROASTERS」と一緒に作らせてもらいました。「origami」のオンラインショップで購入できるので、よかったらぜひ。
—大のコーヒー好きである関口さんですが、コーヒーと一緒に合わせるものってありますか?
関口 チョコは最高ですよね。リンドールでしたっけ?丸いやつ。あれはもうバッチリです。アルフォートももちろん最高だし。すべて、コストコで調達するのが常ですね(笑)。
—それでは最後に、来年の抱負を聞かせていただけますか?
Michael 制作のほうでは、先ほどお話したコラボレーション・プロジェクトを進めていきます。このプロジェクトがはじまってから、いろいろ挑戦していて、いままで日本語で歌ってなかったんですけど、日本語の曲も増やしています。楽しみにしていてください。
関口 来年はライブができると信じています。ソロでも、Ovallでも。そのためにいま、楽曲をたくさん仕込んでるところです。
Michael Kaneko
湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの日本人シンガーソングライター。デビュー前にボーカリストとして起用されたCMソングに問い合わせが殺到。ウィスパーながらも芯のあるシルキーヴォイスが早耳音楽ファンの間で話題となる。プロデューサーとして森山直太朗、あいみょん、CHEMISTRYなどを手がけるほか、大橋トリオ、ハナレグミなどのライブやレコーディングにも参加。CM楽曲や映画・アニメの劇伴音楽も手がける。



関口シンゴ
ギタリスト、プロデューサー。ジャズ、ソウル、ロック、ポップスなどを独自のセンスで解釈した音作りが世界中から賞賛される。バンドOvallのギタリストとしても活動。 これまであいみょん、米津玄師、Wouter Hamel、Chara、秦基博、矢野顕子、アイナ・ジ・エンド、藤原さくら、上白石萌音などのライブや作品に参加。