音楽好きであれば、きっとその入り口となった1曲や、転機になった1曲を持っているもの。
例えば、「無人島に持っていくなら?」とか「結婚式で流したい曲は?」などといった話をしたことがある人も多いのでは?
演奏者である音楽アーティストだって最初は一人の音楽ファン。同じようにそんな話をしているはず。 第二回は、縦横無尽にハッピーバイブスを振りまく4MC、JABBA DA FOOTBALL CLUB。昨年メジャーデビューも果たし、ノリにノっている彼らが夢中で聴き込んだ曲とはいったい?それぞれが全く異なる個性的なキャラ立ちをした彼ららしい、カラフルなセレクトに大納得。それではいざ、JABBA DA WORLDへ。
The Mirrazずっと夢中。たくさん好きな曲があるけど、最近の気分的に。うまくいかない不満に対していろいろ理屈をこねるけど最後には、「ああ、なんとかなるよ、なんとかするよ~やるだけやってみるよ」で締める、根暗で理屈っぽくてオタクちゃんなのに、1周回ってポジティブでエモーショナルなミイラズが大好き。 NOLOV
RED HOT CHILI PEPPERS今までにも何度かこういった機会をもらったことがあります。その度にこの曲を僕はあげています。これからも変わらないと思います。勿論US、日本に拘らずここ数年は韓国のHIPHOPなどを聴き漁ってはいるのですが。それでも僕の音楽の根底にあるのはこれです。馬鹿なところ。凶暴さ。運動神経の良さ。そして何よりそれが混ざって生まれるセクシーさ。永遠の憧れです。僕は自分が音楽というものを使って何かを表現するとき必ず頭に浮かべるのはアンソニー・キーディスです。 ROVIN
KICK THE CAN CREWずーっと聴いてた。今後もずーっと聴いていくんだろうなって気がしている。
ここまで情景を思い浮かばせてくれるイントロ&トラックは多くないし、3人の歌が入るとそれが更に増していって凄く引き込まれる。
好きだったから真似してよく1人で歌ってたけど、あれがラップの練習になってたのかなって今更になって思う。ASHTRAY
Kenji Masubuchi個人的なギターヒーローは、hideとかアベフトシとか何人か居て、その中でkenji MasubuchiさんはSCAFUL KINGのギタリストとして好きになって、更にこのソロの曲はバンドと全然違うフレイバーの曲だったんだけど、すげー!ってなって大好きになった曲です。 BAOBAB MC
JABBA DA FOOTBALL CLUB チビ・デブ・ガリ・中肉中背という全く体型の異なる4人組。通称“JABBA”。楽器のできない自分たちも、大好きな音楽をしたい!と鼻息荒く活動を開始し何の因果か、2度の全国ツアーや、サマソニ・フジロックなどの大型フェスへの出演、そして奇跡的に2019年に「新世界」でソニー・ミュージックよりメジャーデビューを果たす。これまでに2枚のアルバムをリリースし、「STAY GOLD, LIFE GOES ON」や「i&i」、「きみは最高」など4人が生きている中で、実際にぶつかった試練や出会い・別れを曲にしている。ヤンキーでもインテリでも、金持ちでもない4人の言葉は、何よりもリアルである。 3/18(水)2ndシングル「国道9号線」Release!!
THREE1989 “Every Week is a Party”をテーマに掲げ、毎週1つ楽しみを持って生きていこう!と発信し続ける1989年生まれの3人組。パーティーという文化をもっと身近なものにするべく活動中。2019年にはスペインや台湾そして韓国への海外ライブ、10週間連続の新曲リリースを行った。
2020年には多くの海外アーティストとのコラボ作品制作を始め、海外ツアーを予定している。THREE1989のナイスパーティーを乞うご期待。 https://www.three1989.tokyo/
様々なアーティストをフックアップし、フリークス ストア独自のフィルターを通し具現化する、Artist Program。第四回目は映画好きのイラストレーターと映像プロデューサーによるプロジェクト”One scene, One kill“が登場。”One scene, One kill” is a project by movie lovers Illustrator, Video Producer. ー今回はどのような経緯でコラボに至ったのでしょうか?
南青山にオープンしたFirsthandのオープニングイベントとして行われた、モデル/ナチュラルダイアーティストのIris Lawによるタイダイ染めのワークショップの様子をお伝えするとともに、彼女が取り組むプロジェクトに対しての思いを語ってもらった。 ーモデルとしての活動以外に、ナチュラルダイのプロジェクトを始めたキッカケはありますか?ーOther than working as a model, what was the start for this natural dye project? 学校の課題で、世界のファッション業界が生み出す汚染についてエッセイを書き、その上でどのような具体的な解決策を生み出すことが出来るのかという取り組みを行いました。その汚染要素の一つに化学染料が大きく影響していると知り、そこから天然染料について調べ実際に取り組み始めました。ドキュメンタリーや本で自分なりのプロセスを探って試していくうちに、ただただこのナチュラルダイの工程にハマってしまいました。自分の作り出す色も、このプロジェクトで発信出来るメッセージも、私はとても気に入っています。 I wrote essays at school about the pollution that the fashion world creates and then tried to portray viable solutions for each aspect. One of the main elements was the chemical dyes and that led me to research and try out the natural dyes. I fell in love with the process because I figured out my own process and took inspiration from lots of books and documentaries. I love the colours I can make and the message it sends.ーなぜALMのテツ氏とのコラボレーションをするに至ったのでしょうか?ーWhy did you want to collaborate with Tetsu? 小さい時から彼の作品が大好きで、いつも父から借りるALMのフーディーがあったんです。当時は彼のリサイクルカシミヤを使用して環境に配慮したプロジェクトを行っている事を全く理解していなかったのですが、大人になり、同じコンセプトについて取り組みを行い始めて改めてALMの偉大さに気付き、彼とのコラボレーションを実現させたいと思いました。 Since I was very young I loved his work and had a hoodie which I always borrowed from my dad by him. I never understood the concept that he used recycled cashmere and was helping the environment with his message until I was older and was also interested in the same message.ーFirsthandの取り組みや、展開されているアイテムについてどう思いますか?ーWhat is your thought for the items that’s carried at Firsthand? エレガントかつ洗練されたカラフルな色使いや、遊び心のある展開がすごく好きです。また、例えば、リサイクル素材のアイテムがあったり、エシカルな生産背景で作られたアイテムがあるなど、サスティナブルというコンセプトを基に様々な意味が混在している所も本当に素敵だと思います。 I love the range of playful and colourful with refined and elegant. I also love the mixture of means to make the items sustainable for example there’s recycled materials as well as ethically made materials.
コンセプトは「Enjoy the Upside Down」で、アメリカの主要都市には必ずと言っていいほどあって、店舗により異なり、非日常感が味わえると人気のDinerがイメージとなっています。
WEIRD ART WORKS × FREAK’S STORE ビッグシルエット プルオーバーパーカーー様々なアイディアはどこから生まれますか? 今まで観てきた映画だったり、特にアメリカに行った時に感じた事、買ったお菓子のパッケージデザインからレンガの壁のサインだったり、看板とかホームレスの格好とか見た事、経験した事全てです。 WEIRD ART WORKS × FREAK’S STORE クルーネック スウェットー作品を制作する際、特に気をつけていることなどは? 僕、映画オタクなんですよー、今まで観た映画のワンシーンだったり、タイトルのロゴだったり、セットの看板とか小物とか俳優さんの着てる服だったりとか普通の人があまり気にしなさそうな所とか注意深く見てデザインにしてます。で、もしそういった所とか気づいて貰えたら嬉しいですね。 ー最近気になっていること、ハマっていることはありますか?
最近はA24の映画にハマって観てます。A24の映画ってなに観ても面白いんですよー。ハマった作品はハーモニー・コリンのスプリング・ブレイカーズ。でも日本未発表?も多くてMid 90s やThe last Black Man in San Francisco とかめっちゃ面白そうなのにまだ観れてないんです。
テーマは“PLAY WITH HOLLYWOOD”。“ハリウッドで遊ぶ”と言う意味ですが、場所の遊ぶではなく、おもちゃで遊ぶようなイメージです。ゴージャスなハリウッドという存在を、敢えてシュールな絵でデザインに落とし込んだら面白いなと思い、このテーマにしました。ロゴをデザインするのも好きなので、今回勝手に作らせていただいたのにも関わらず採用していただき、とても嬉しいです。