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Ken Kagamiが追い求める、真摯で日常的なくだらなさの世界。-後編-

1919年生まれの黒猫・フィリックスは、2019年の100歳の誕生日をこんな風に迎えるなんて、想像もしなかっただろう。フィリックス生誕100周年を記念して、さまざまなアーティストとのコラボレーションアイテムが制作され、彼はいくつもの新しい表情を見せてくれた。フィリックスとアーティスト、それぞれの”らしさ”が際立つ素晴らしいコラボレーションを手がけたKen Kagamiは、アーティストとして、フィリックスに理想の姿を重ねるという。今回の企画の話をスタート地点に、うんこの話、アートについて、宇多田ヒカル…といったいくつものトピックを経由しながら、いろんなことにがんじがらめの2020年において重要な「真摯なくだらなさ」へとたどり着いた。ここにその対話を記録する。(後編)

 

最初から牙を剥いていくっていう。口に出したりはしないんですけれど

ー加賀美さんは、さまざまなブランドとコラボレーションをしていますよね。率直に聞いてしまうのですが、飽きたりはしませんか?

まだ飽きてないですよ。自分が飽きないようにやってます。海外で自分の展覧会をやるときは、100%自分の中で完結するわけだけど、コラボレーションには多少なりとも縛りがあって、その中でいかに面白くできるかって考えます。流れ作業でやったら面白くないから、楽しむようにしてますよ。

ー楽しむ姿勢を持つのって、当たり前のようで、すごく重要なことですよね。

そうですね。たとえばお酒を飲んで酔っ払って暴れたり、ワールドカップで騒いだりするのって、日々の生活の中に楽しいことが見出せず、抑圧されてる感情がボンって破裂しているからなのかも。

ー加賀美さんは常に楽しんで生活している印象です。

でも、僕が朝からinstagramに連投してるのを見て、ムカつく人もいると思うんですよ。「こっちは朝から会社なのに、ワケわかんないもの上げてふざけんなよ」みたいな。そういう感想を持つのももちろん自由だけど、僕のインスタを見て、「会社の休憩時間に見て癒されてます」って言う人もいて、それで癒されるんだったら安上がりだしいいよね。「加賀美さんってバカだなーくだらないなー、よし頑張ろう!」みたいな。それはそれでいいこと。僕は誰かを癒やそうっていうつもりは全くないけれど。

ーそこにあるものを違う目線で見て、一人でニヤニヤ面白がるって、エコというか効率のいい工夫ですよね。

アートってそういうものだと思っています。他の人が「いいよね」「これ高く売れたんだよ」って言っていたとして、「こんなのが高く売れてんの!?」っていう意見が出てくるほうがいい。そこに発見があったりするんですよ、何でも。

ー世の中的に良しとされているものをすぐに飲み込むわけじゃない、という。

もう最初から牙を剥いていくっていう。口に出したりはしないんですけれど、自分の頭の中でそういう感じで見てみる。

ー牙を剥かないと、人間って意外と単純に動いちゃったりしますからね。

そうそう。自分がいいと思う感覚に芯を持つというか。アートってそれが如実に現れる世界だから。

ー面白さも人に教えてもらわないとわからない、っていう人が意外と多いじゃないですか。

インスタにも「これどこが面白いんですか?」とかコメントがあったりして、「これはこうだから笑うところはここですよ」って説明するのは面白くないですよね。僕は説明がないものが好きで。この前マツコデラックスの番組に宇多田ヒカルが出ていて、外に落ちてるものをインスタに上げてることについて説明していて、もったいないなーって見てました。「このゴミはどこから来たんだ?これは何なんだろう、私に見られてるゴミって?」みたいな。「私がステージに立って何万人の前で見られてる感覚と似ている。ゴミの気持ちがわかる」とか。そんな余計なこと、言わない方がいいのに!って奥さんに言ったら、それじゃテレビは成り立たないよ!って言われて。まあそれは分かってるんだけどさ。もったいないなー。

ー加賀美さんだけに限らず、インタビューって不思議な行為だと思うんですよ。作品を見て判断したらいいし、解釈は自由なのに、インタビューは必要な情報なのか?とよく悩みます。その人のこと自体を知りたいという思いや、解釈を助けるための対話は必要なんですけどね。

ああ、そうですね。たしかに。作品を語ってる人ってすごいなって思いますよ。現代美術はちゃんと批評できないとダメで、社会とリンクさせていかないといけないけれど、僕は何かあったら説明したらいいやみたいな。聞かれた時に考えればいいやって。

ー現代美術は文脈が必要ですよね。文脈があるから価値がつくという。

そうそう。でも、1秒で出来た作品で、説明ができなくても面白いものはあるし、やばいものは見てやばいって感じたらいい。それに対して加賀美さん何でやばいって思ったの?って聞かれてもね。やばいじゃん見てみてよ、って思います。違うところ見ていたりするのも、それは面白いし。

ー加賀美さんの投稿しているリアル目なうんこは、結構やばいですよね。ちょっと気持ち悪いんですけど、それが面白いというか。

でもカレー食べてるときにああいうの上がってきちゃったら、嫌だよね。あれでフォロー解除してる人もいっぱいいると思うんですよ。

ー僕も外しかけたこと、あります(笑)。

でも本物のうんこは絶対にあげないでしょ?本物のうんこはだめなんですよ。おもちゃが好きなので。

フィリックスみたいな位置が一番いい

ーSNSって、いろいろな環境を変えていると思うんです。これからアートの価値も変わりそうだなって。

これからはどうやって価値をつけるんだろうね。フォロワー数とか、色んなところコラボレーションしてるとか、有名な人と友達とか?昔もそんなのあったけど、今はもっとすごいよね。フェイクがどんどん出てくるんじゃない?なんか合成で作っちゃったりして。

ー実際にそういうことも起きてますね。

モデルルームで写真撮って、引っ越しました。とか言ってもわかんないですもんね。それだけやってる人がいたら逆に面白いけどね(笑)フォローしちゃう。

ー特別なアートには、どこに線があるのかすごく気になります。それこそ言葉にしづらいことだと思うのですが。

わからないけど、続けることじゃないですか?続けると、面白がって声をかけてくれる人が見つかって、それを見てくれた人が声かけてきて…。そこで気をつけなきゃいけないのは、広がり過ぎちゃうことかな。自分じゃどうにもできないこともあるけれど、いろんな表現方法を持っておくのがいい。

ーたしかに、流行することで終わりは見えてきますね。

日本だと流行するといろんなところで一気に使われて、また新しい人が出てきて入れ替わって…ってなる。難しいですよね。「あ、また見た!」「これもこの人なんだ。」「こんなのもやるんだ!」って思ってもらえれば、多少は長生きできるのかなって。これが飽きられたらもう一個あるわ、ってぐらいに考えておいたほうがいい。自分は揺さぶりをかける感覚でやってるんですよ。字も書くしイラストも描くけど、海外で展示やパフォーマンスもやるし、現代美術もやるし。はたから見ると何やってるんだかよくわかんないかもしれないけど、自分の中では統一しています。

ー何者かわからないくらいがちょうどいい、と。

自分がやっててつまんねーなって思っちゃったら危険信号っていうかね。自分が自分に飽きちゃったらもうダメですよ。最初の話に戻るけど、フィリックスみたいな位置が一番いいと思います。

 

 

Felix the Cat ©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

 

Text_Taiyo Nagashima

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Ken Kagamiが追い求める、真摯で日常的なくだらなさの世界。-前編-

1919年生まれの黒猫・フィリックスは、2019年の100歳の誕生日をこんな風に迎えるなんて、想像もしなかっただろう。フィリックス生誕100周年を記念して、さまざまなアーティストとのコラボレーションアイテムが制作され、彼はいくつもの新しい表情を見せてくれた。フィリックスとアーティスト、それぞれの”らしさ”が際立つ素晴らしいコラボレーションを手がけたKen Kagamiは、アーティストとして、フィリックスに理想の姿を重ねるという。今回の企画の話をスタート地点に、うんこの話、アートについて、宇多田ヒカル…といったいくつものトピックを経由しながら、いろんなことにがんじがらめの2020年において重要な「真摯なくだらなさ」へとたどり着いた。ここにその対話を記録する。

起きてから眠るまで常に普通にくだらなくいる

ーフィリックスって100周年なんですね。ミッ○ーより歴史があると知ってびっくりしました。

ね。だけどミッ○ーの方が人気じゃないですか。フィリックスはこの位置だからいいんでしょうね。ミュージシャンでもアーティストでも、この位置がかっこいいんですよ。自分もこんな風にありたいって感覚があります。

ーその目線で見ていなかったので、新鮮です。

ずっとこのへんにい続けるのって難しいと思う。フックアップされて上まで行っちゃうとあとは下がるだけだし、キープすることが一番大切かなって。ミッ○ーとかキテ○ちゃんとか、もはや大御所でしょ?アートやってる人はフィリックスみたいな位置がいいと思いますよ。

ーフィリックスって白黒のキャラの元祖のような存在なのでしょうか?

全然わかんない(笑)。駄菓子屋に並んでいるガムのイメージですよね。そこもいいんですよ。みんな知ってるけど色褪せない。

ーあのガムって独特の雰囲気があって、記憶のどこかにひっかかっているというか。

そうなの。いい位置にいますよ。本人がどう思ってるかわかりませんが。

ー本人はもっと有名になりたいかも。

ね。意外と野心家だったりして。

ーこれを聞くのは野暮かもしれないんですけれど、加賀美さんがフィリックスを描く時、どんなふうに絵柄を決めていったんですか?

そんなにはいじれないじゃないですか。本家に寄せながら、らしさを出したいと思いました。いい落としどころになったと思ってます。

ーどのくらいの時間をかけて描くのでしょうか?

速いですよ。これは下書きを描いたんですが、普段はだいたい下書き無しで一発。難しいモチーフは最初鉛筆で描いたりするんですけど、かなり速いです。

ー5分、10分とか。

そんなにかからないです。僕は適当に描いた1枚目のラフが一番好きだったりして。頭の中にあるものと極力近い状態の絵が面白いですよね。2回目は意識して描いちゃうから。

ー加賀美さんの絵を見ていると、自分にもできるんじゃないかなって気がしてくるところがあって、でも実際にやってみると全然違うものになりますよね。

絵を描く行為って、10人中9人はやらないですよね。時間があるんだったら他の事をする。でも、絵が得意じゃない人が描くと面白いですよ。テレビでダウンタウンの浜ちゃんが動物の絵を描いて笑われたりしてたけど、すごく良い絵だなって思った。下手だとバカにされるような風潮があるけれど、僕は面白いなって思う。もっと絵に興味がない人が描いたらいいのに。

ー絵に興味のない人が描いた絵を加賀美さんが選ぶ、みたいな企画を見てみたいです。

アートに無縁な人が描いた絵で本とか作ったりしたら、よさそうだね。でもみんな絵を描いてくれって頼まれたら、一生懸命上手に描こうとするでしょ。極力意識せずに、やることないから絵描こう、ぐらいがいいと思うんですよね。

ー脳と手の繋がり方って、人によって違うじゃないですか。頭から指先に行く間に変換されちゃう。そのあたりがピュアに見えてくると面白いですよね。

ね。年を取るほどに、頭の方はどんどん幼稚になっていくのがベストなんじゃないかなって感じがします。いかに頭が歳を取らないようにするか。それはもう訓練でしかないんですけれど。

ーその訓練って、具体的に何をやったらいいと思いますか?

くだらないことを朝から毎日ずっと考えるとかかな。娘が小3なんだけど、彼女の行動を見てるだけで面白いし、絵とかもすごいんですよ。テレビの笑いとかは、全く何とも思わないんだけど。

ー笑い声のエフェクトが鳴る演出って、お約束的ですよね。ある種決まったフォーマットの笑いというか。

そうそう。自分を笑わせてくれるものって自分でしかないから。自分しかわからない面白いことを、起きてから眠るまで考えたい。面白いことを考えようって意識すると不自然なので、常に普通にくだらなくいるというか、自分が面白いなって思うことを誰かに言うわけでもなく、ただずっと考えていたり、ニヤニヤしたり、そういう感じですよね、一年中。

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それは大人になってからわかるのかもしれない

ー加賀美さんって、くだらなさを追い求めながらも、すごく紳士ですよね。

紳士?ジェントル?ほんと?ははは。

ー世の中や人のことをよく知っているんだなっていう感じがします。ギリギリ社会的なうんこをやっている、というか。

そうかな?ニュースを見て、世の中に何が起きてるか知ろうとはしてますね。ジャーナリストとかではないから詳しくは分からないけど、全部斜めから見るようにしてるんですよ。ニュースも、SNSも、全て。変な意味じゃなくてね。そうすると違ったところが見えたりして面白い。そういうことを常に考えているので、見る人によっては色々感じるのかもね。一部だとは思いますけど。「くだらねえなぁ」でいいんですよ。自分もやっててわかんないんだから(笑)。

ーいろんな人から信頼されているとも思います。

そんなことないよ。ぜんぜん友達いないもん。いつも家にいます。「加賀美さんは来ない」って感じになっちゃってる。家族もいるしね。自分の展覧会のオープニングとか、仕事でやったやつとかは行きますけど、人がいっぱいいるところ苦手で、何かダメなんですよね。

ーVOILLDの伊勢さんは「加賀美さんはVOILLDの父っす!」って話してましたよ。「真剣に叱ってもらったことがあって、感謝してます」って。

うそー。不思議な感覚ですね。この歳になると仕事する人とか、友達とか、ほとんど年下なんですよ。

ーどんな感覚ですか?

バカみたいな下ネタをワー!って話してても、「僕が一番年上だな」とか、ふとした時に気づいて、「はあ」みたいな。ちょっと悲しいというか。しょうがないんですけどね。

ただ、お店に小学生とか中学生が来て「ファンです」とか「面白い」とか言われると一番嬉しいです。同じ年とか上の世代の人から言われるより、自分の子供くらいの歳の人から面白いと言われると、良かったなって。

ーそういう子達は理屈や損得で見てるわけじゃないですもんね。

そうですね。だからといってそっちに寄せるとか、若い人が面白がるようにやるってわけではないですけれど。

ーそういう若い人たちが「面白い」と感じるのは、どういう部分なのでしょうか。

僕がやってることはチャイルディッシュな物事をモチーフにしているからかな。裏にあるものは違うんだけれど、それは大人になってからわかるのかもしれない。パッと見はポップで、単純に面白いと感じるというか。

ー子どもの頃、サザンオールスターズの「マンピーのG★スポット」って曲をカラオケで歌っていたら、周りの大人がクスクス笑ってたんですけど、そういう感覚かもしれないですね。意味はわからないけど好き、っていう。

ああ、いい歌ですよね。それに近いのかも。

 

 

-後編へ続く-

 

Felix the Cat ©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

 

Text_Taiyo Nagashima

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アートに愛される街「大阪」

大阪はコンパクトな街だ。2大商業地である梅田を中心とした「キタ」エリアと難波を中心に広がる「ミナミ」エリアの距離は約5㎞と近く、回遊性の高さは人と人の接点を生み、多様な文化が交わることでアートも独自に進化してきた。他のどの街とも違い、どこまでも挑戦的で、独創的で、濃い〜大阪アート。自分自身が面白いと思う表現を求め、ジャンルやスタイルの枠を越え横断的に活動する、大阪が生んだ稀代のアーティストたちをご紹介!

彫紅
アメリカから来たヲタトゥー伝道師。

ヲタトゥーの第一人者、彫紅さん。日本のアニメや漫画好きが高じて、2008年頃からヲタトゥーを彫り始めたという。「当時、日本のオタクの人たちには刺青を入れる文化がなかったんだけど、外国にはアニメが好き過ぎて、自分の体にアニメのキャラを彫っちゃう人がいたんです。でもアニメ専門の彫師がいなくてね。ネットで流れてくるヲタトゥーはめちゃ下手くそだった。それを見て、オタクが馬鹿にされてると思って。なぜ誰もうまく彫らないのかと。ちょっとだけ頑張ったらキレイに彫れるはずなのにね。なら自分が頑張ってみようと思って」。地道な活動が花開き、ヲタトゥーは今や世界中に広がった。現在は、ストリートとオタクカルチャーを融合させたブランド「Invasion Club」も始動させるなど、オタクとノンオタクの垣根を壊し続けている。

PROFILE
1978年生まれ、アメリカ出身。ミネソタ大学日本語学科卒業。2004年、彫渉氏に弟子入りし、2007年に彫師デビュー。2014年に独立する。大阪・日本橋でアパレルブランド「INVASION CLUB」も運営する。
Instagram:@horibenny

BAKIBAKI
“BAKI柄”で世界を股にかける画家。

ミニマルな直線で描かれる「BAKI柄」をシグネチャーに、多様な表現を試みるBAKIBAKIさん。東京での活動を経て大阪に「十三光スタジオ」を構えたのは2015年のことだった。「この場所は元々、祖父がやってた鉄工所の跡地なんです。東京を離れたのはここがあったのも理由のひとつ。先代が残した建物を上手く使えたらって思ってたんですよ」。スタートにあたって、まずは巨大な壁を作った。それをキャンバスに自身の練習はもちろん、現在は若手アーティストを呼び、一緒に描くことで交流の場にしている。そんなBAKIBAKIさんだが、大阪に戻ったのにはもうひとつ大きな理由があった。大阪万博だ。「吹田出身で子供の頃から万博公園に立つ太陽の塔を見て育ちました。その時に貰った影響で自分はここまで来た。だから2025年に大阪万博に向けて、次の世代に新しい未来を残したい。その使命感は強いですね」

PROFILE
画家。大阪府吹田市出身。1978年生まれ。京都芸大在学中にライブペインティングデュオ『DOPPEL』を結成。2007年よりソロ活動をスタートし、2015年拠点を大阪に移す。国内外で精力的に活躍中。
Instagram:@bakibaking

KEIGO INAMOTO
ブレイク前夜のコラージュアーティスト。

Keigoさんがコラージュを始めたのは20歳の頃、福岡のクリエイティブレーベル「OILWORKS」の作品を目にしたことがきっかけだった。「和歌山で開催されていた個展でPopy Oilさんの作品を見て衝撃が走り、家に帰ってすぐコラージュを作りだしました」。新聞のチラシをキッチン用のハサミで切ったことから始まった創作は、以降独自の進化を遂げ、2年後、世界的に著名なコラージュアカウントにピックアップされる。それが女性の顔を加工した作品だった。「実は中学時代に女子からいじめに遭い、女性が苦手になり、当時はそのフラストレーションで作品を作ってたんです」と過去を振り返る。創り続けるうちに、女性不信は消え、現在はより複雑で抽象的な世界を表現する作風へとシフトした。「これからは自分の本能的な部分を具体的に表現したい」。有名ファッションブランドともコラボレーションするKeigoさんの作品が街にあふれる日は近い。

PROFILE
大阪府和泉市出身。1994年生まれ。ヒップホップカルチャーをベースに、コラージュアートを始め、ヒューマンビートボックスで「りんご音楽祭」に出演したり、映像制作も手がけたりとマルチな才能を持つ25歳。
Instagram:@keigo_im

透明回線
トリオで魅せるライブペイント×映像の世界。

近年はMVやアニメーション制作のほか、「SWATCH 渋谷店」の内外装のデザインを手がけるなど、東京にも活動の場を広げている透明回線。アナログとデジタルを融合させ、空間そのものをひとつの作品として提示するスタイルは、カラフルで生命力に満ち、今回紹介したアーティストの中で、ある意味もっとも“大阪的”と言えるかもしれない。ライブペインティングで必要な速筆と、絵画作品としてのクオリティを両立させつつ、映像や照明で演出も行う。3人からリアルタイムで生まれる密度の高い世界を是非、ライブで体験してみてほしい。

PROFILE
2012年大阪芸術大学で結成。メンバーはうきち(ペイント・デザイン)、SHUN(ペイント・イラスト)、としお(映像・音響)の3名。ライブペイントとプロジェクションマッピングを組み合わせたパフォーマンスで、各所から高い評価を受ける。
Instagram:@towmeiline

チョッパー
DIY精神を持つスケーターアーティスト。

スケーターは、普通とは違った角度から世界を見ている。壁や縁石、階段の新しい使い方を編み出し、何でもないスペースだって遊び場に変えられる。その発想を生むのはきっと“楽しみは自分たちで作る”というスケーター独特の哲学。そんなDIY精神を体現するスケーターがアメ村にもいる。スケートチーム「OSAKA DAGGERS」のリーダー、チョッパーさんだ。スケート技術もさることながら、自身のショップ「WHATEVER」で販売するオリジナルのTシャツやギアは、そのクオリティの高さに圧倒される。どのアイテムにも、決まってパンクなメッセージが描かれているのも特徴的。真の想像、創造、調和がそこにはある。

PROFILE
1973年生まれ。大阪府出身。日本で唯一の国際プロスケートボーダー。パンクとスケートボードをバックボーンとしたインディーズブランド「WHATEVER」も運営する。

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渋井不動産を辿って見つけた”シブい”店。

レストランもショップも群雄割拠の大阪には、実力派が乱立する。初めて来阪したところで「どこに行けばいいの?」と迷ってしまうのも当然。そこで創業わずか5年で約100店舗の仲介を手掛けた「渋井不動産」の門を叩いてみた。社員は平均年齢30歳前後。そんな若きスタッフたちを束ねる同社の専務取締役・KINPONさんに、大阪の“シブ〜い物件”についてお聞きした。

ここで紹介する物件は、どこもロケーションはもちろん、店主の顔が透けて見えるオンリーワンな場所ばかりです。美味しい食事とお酒、心地よい音楽、古き良き建築物…。ぼくらが仲介した物件が、大阪の旅をより色濃いものにしてくれるに違いありません!

渋井不動産
金本“KINPON”侑樹さん
希少価値に特化した物件を、店舗・住宅問わずに提案する「渋井不動産」の若き専務取締役。DJスキルにも定評があり、国内のあらゆるフェスにも出演する。

渋井不動産
大阪府大阪市中央区北浜4-1-1
TEL:06-6131-4855
HP:shibui.estate

①上方麦酒

銭湯跡地のレトロ空間で味わえるクラフトビール。

廃館した老舗銭湯の跡地をリノベしたビール工場。男湯に醸造所を設け、女湯はフリースペース、女湯の脱衣所は土日だけオープンする直売所に。ビール好きが高じてブリュワリーを立ち上げた店主・志方昂司さんが、12種類あるクラフトビールの中から、その時々でフレッシュな銘柄を提案してくれる。直売所では元銭湯らしく、生ビールを牛乳瓶に入れてサーブするのが面白い。昔懐かしい黄色いイスに座りながら、湯船に腰掛けながらと、入浴中さながらのリラックスした気分で芳醇な一杯が堪能できるのだ!!

銭湯ビール各500円。左はスッキリとした味わいのIPA、右はモルトの風味がクセになるブラウンエール。
銭湯の雰囲気をそのまま残したフリースペース。今後はここでイベントなども開催予定。

上方麦酒
大阪府大阪市東淀川区西淡路3-15-6
TEL:06-6829-6550
Instagram:@kamigatabeer

②pimer curry

デイリーに食べられる独創的なひと皿。

京町堀の閑静なエリアに誕生したばかりのカレー専門店。インド・スリランカ・タイなどを旅した店主・谷川光さんが「各国のいいとこどりです」と語るひと皿は、スパイシーながらもまろやかなポタージュカレー。ルウのベースを日替わりで仕上げるゆえ、毎日食べても飽きがこないのが魅力。
日替わりカレー1200円(税込)。この日は明太ポタージュ味。ピリッとした辛さがカレーと好相性。

「pimer curry」オリジナルキャラクターが入口に描かれる。
席はカウンターのみで、ランチ時は大混雑する。

pimer curry
大阪府大阪市西区京町堀2-3-4
サンヤマトビル202
Instagram:@p.i.m.e.r

③That’s PIZZA

本場のナポリピッツァを気軽に。

本格ナポリピッツァをカジュアルに味わえると人気のこちら。3日間も熟成させた自家製の生地を、イタリアから取り寄せた薪窯を使って高温でサッと焼き上げる。パリッとしつつもモッチリとした食感はヤミツキ必至で、1ホール約26cmのボリュームでありながら、女性でもペロッと食べられる。18種類を揃えたメニューの中でも「お店のロゴをイメージした創作ピザなんです」とおすすめしてくれた「ザッツピザ」がいちばん人気。
ザッツピザ1000円(税込)。濃厚なコーンペーストのソースと、甘さのあるリコッタチーズが好相性。

That’s PIZZA
大阪市西区南堀江2-13-17パークサイドピクチャー西心斎橋1F
Instagram:@thatspizza_minamihorie

④ALFFO RECORDS

お酒片手に心地良い音楽に酔いしれる。

DJ歴20年のオーナー・中島誠司さんが、ロックやポップス、ダンスミュージックなどのジャンルレスなレコードを厳選。広々としたスペースにはバーカウンターが併設され、お酒を呑みながら、心地よい音楽を堪能できる。週末にはイベントが開催され、いつも大盛り上がり。

好みを伝えれば、オーナーの中島さんがおすすめを教えてくれる。

ALFFO RECORDS
大阪府大阪市西区新町1-2-6 3F
TEL:06-6539-0460 
Instagram:@alfforecords

⑤大阪農林会館

個性的なテナントが集まる歴史的建造物。

イギリス出身のジョサイア・コンドル氏の建築思想を受け継いで設計し、昭和5年に竣工された「大阪農林会館」。約一世紀を経た現在も、その当時の重厚な佇まいはそのまま。エントランスには豪華なシャンデリアと木製の古時計が飾られ、一歩中に入るだけで戦前の近代建築らしいクラシックな空気感に圧倒される。そんな大阪を代表する名建築には、P.08の「odd numbers」を筆頭に、セレクトショップやヘアサロンなどの高感度なテナントが入居する。彫刻が施された手すり、大理石を配置した壁など歴史の息遣いを感じながら、各店をゆっくりクルーズすれば、いつもとは違う贅沢なショッピングが楽しめる。

大阪農林会館
大阪市中央区南船場3-2-6
TEL:06-6252-2021
Instagram:@norinkaikan

oddnumbersで他では手に入らないスーツを誂えたい。

カルチャーが感じられる独自のビスポーク。
「大阪農林会館」の3階にあるセレクトショップ「odd numbers」。数あるブランドと並ぶ同店の名物が、オーナー・末廣一仁さんが手掛けるビスポークスーツ。スカバンド“DOBERMAN”でトロンボーンとしても活躍する氏が仕立てるのは、日常の気分を上げてくれるカルチャーを感じられる一着。あえて身体のラインを消した独特のフォルムに仕上げたり、デニムやミリタリー生地を用いたりと、遊び心あふれるスーツを誂えてくれる。

オーナー
末廣一仁さん

一度見ると忘れられない洒落た佇まいの末廣さん。大阪屈指のテーラー「HYPERION」で研鑽を積んだ後、2015年に自身のショップをオープン。

まずは生地選びから。海外の上質なウールはもちろん、前述の通りカジュアルな素材も用意。
次がフィッティング。立体感を生み出すため、入念にサイズを測る。
最後はスーツのスタイルに加え、ボタンや裏地などのディテール選びに。納期は約1ヵ月半。

oddnumbers
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館300号
TEL:06-6245-5050
Instagram:@odd_numbers

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Artist Program -#04 One scene, One kill-

様々なアーティストをフックアップし、フリークス ストア独自のフィルターを通し具現化する、Artist Program。第四回目は映画好きのイラストレーターと映像プロデューサーによるプロジェクト”One scene, One kill“が登場。”One scene, One kill” is a project by movie lovers Illustrator, Video Producer.

ー今回はどのような経緯でコラボに至ったのでしょうか?

フリークス ストアに知り合いがいて、映画の話になったのが始まりです。「最近、映画で印象に残ったワンシーンを絵にしているんだ」と。出来上がった絵を見せると返ってきた言葉が「めっちゃいいじゃん!アーカイブにしてみたらどう?」そこから物語は始まりました。

ーフリークス ストアにはどのようなイメージがありますか?

欲しいものに手が届くイメージですね。取り扱ってるブランドのセンスがいいと思います。映画絡みのモノもあったりして、個人的にとても嬉しいです。

ー今回のイラストのテーマやイメージはありますか?

僕たちは「イラストをキッカケにいい映画に出会ってもらう」を軸に活動しています。もちろん今回も、衣服になったイラストをキッカケにいい映画に出会ってもらえたらと思ってます。欲を言えば、”この服を着ている人”を見た人にもいい映画に出会ってもらえたらいいなぁー、なんて思ってます。

ー様々なアイディアはどこから生まれますか?

好きな映画と日常生活で出会ったものが頭の中で融合されて、配色とかどこを切り取るとか決めています。モチーフは映画ですけど、ふとした瞬間、例えば電車に乗ってておじさんが駆け込んできたときとかに「ブルース・ウィリス!」って思っちゃったりして、日常生活で映画のシーンと重なることがほぼ毎日あるんです。その時の状況とブルース・ウィリスの映画とが掛け合わさって「こんなモチーフで描こう」とか、そういう感じです。

One Scene One Kill×FREAK’S STORE プルオーバーパーカー

ー作品を制作する際、特に気をつけていることなどは?

とにかく映画を見て、印象に残ったシーンを頭の中で反復させています。そのシーンの前後とか、役の心境とか、モチーフにしたシーンの文脈を頭で考えながら、一枚絵で可能な限りディティールが伝わるようにしています。

ー最近気になっていること、ハマっていることはありますか?

FilmarksとTikTokと、1日経つと無料で読める漫画アプリ(6つくらい)にハマってます。TikTokは最近の若者の自己顕示欲とか承認欲求の塊って感じがすっごい面白くて、ついつい見ちゃう。漫画アプリは、無料で漫画読みたいだけです。

ー普段の生活での熱狂性を感じるエピソードはありますか?

熱狂的かどうかわかりませんが、「自分の世界」という映画の主人公として、おもしろおかしく生きています。どう考えても自分が主人公。悪いことがあっても、こういう展開あるよなー!って結構ポジティブ(笑)。あとは最近思うのは、映画の中では ”優しい男が幸せになる” っていう展開がセオリーなので、スウィートボーイを心がけています。

ー今後どんな活動をしていく予定ですか?

映画で夢を見させてもらった分、違うフィルター(イラスト)で色んな人と夢を共有していきたいです。

“世界中の映画やドラマなどが溢れかえるこのご時世ですが、イイ映画との出会いは、いつだって一期一会。私たちのイラストをキッカケにイイ映画に出会ってもらえたら良いなーと思って描いてます。

 

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Iris Lawがアーティストとして発信するメッセージ。

南青山にオープンしたFirsthandのオープニングイベントとして行われた、モデル/ナチュラルダイアーティストのIris Lawによるタイダイ染めのワークショップの様子をお伝えするとともに、彼女が取り組むプロジェクトに対しての思いを語ってもらった。

ーモデルとしての活動以外に、ナチュラルダイのプロジェクトを始めたキッカケはありますか?

ーOther than working as a model, what was the start for this natural dye project?

学校の課題で、世界のファッション業界が生み出す汚染についてエッセイを書き、その上でどのような具体的な解決策を生み出すことが出来るのかという取り組みを行いました。その汚染要素の一つに化学染料が大きく影響していると知り、そこから天然染料について調べ実際に取り組み始めました。ドキュメンタリーや本で自分なりのプロセスを探って試していくうちに、ただただこのナチュラルダイの工程にハマってしまいました。自分の作り出す色も、このプロジェクトで発信出来るメッセージも、私はとても気に入っています。

I wrote essays at school about the pollution that the fashion world creates and then tried to portray viable solutions for each aspect. One of the main elements was the chemical dyes and that led me to research and try out the natural dyes. I fell in love with the process because I figured out my own process and took inspiration from lots of books and documentaries. I love the colours I can make and the message it sends.

ーなぜALMのテツ氏とのコラボレーションをするに至ったのでしょうか?

ーWhy did you want to collaborate with Tetsu?

小さい時から彼の作品が大好きで、いつも父から借りるALMのフーディーがあったんです。当時は彼のリサイクルカシミヤを使用して環境に配慮したプロジェクトを行っている事を全く理解していなかったのですが、大人になり、同じコンセプトについて取り組みを行い始めて改めてALMの偉大さに気付き、彼とのコラボレーションを実現させたいと思いました。

Since I was very young I loved his work and had a hoodie which I always borrowed from my dad by him. I never understood the concept that he used recycled cashmere and was helping the environment with his message until I was older and was also interested in the same message.

ーFirsthandの取り組みや、展開されているアイテムについてどう思いますか?

ーWhat is your thought for the items that’s carried at Firsthand?

エレガントかつ洗練されたカラフルな色使いや、遊び心のある展開がすごく好きです。また、例えば、リサイクル素材のアイテムがあったり、エシカルな生産背景で作られたアイテムがあるなど、サスティナブルというコンセプトを基に様々な意味が混在している所も本当に素敵だと思います。

I love the range of playful and colourful with refined and elegant. I also love the mixture of means to make the items sustainable for example there’s recycled materials as well as ethically made materials.

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Artist Program -#03 WEIRD ART WORKS-

様々なアーティストをフックアップし、フリークス ストア独自のフィルターを通し具現化する、Artist Program。第三回目は主にサインペインターとして活動するWEIRD ART WORKSさんが登場。アメリカの文化に惚れ込み、幾度も渡米し独学で習得、手書き分野におけるチョークアート・壁画・ハンドレタリング・タイポグラフィ・グラフィックデザイン・ロゴデザイン・イラストレーションを得意とし、サインペインターにとどまらずマルチに活躍する。

 

ー今回はどのような経緯でコラボに至ったのでしょうか?

フリークス ストアのスタッフさんに声をかけてもらったからです。いや、本当に嬉しかったですね。いつか、一緒に仕事が出来たらいいねって話してて、だから夢がひとつ叶った感じです。

ーフリークス ストアにはどのようなイメージがありますか?

常にトレンドを取り入れてるにも関わらず、でも懐かしさも忘れてなくていい意味でアメリカ臭さが出ててるところがいいですよね。

ー今回のイラストのテーマやイメージはありますか?

テーマはアメリカにありそうなちょっと風変わりなDINER、「WEIRDTHINGS DINER」です。

コンセプトは「Enjoy the Upside Down」で、アメリカの主要都市には必ずと言っていいほどあって、店舗により異なり、非日常感が味わえると人気のDinerがイメージとなっています

WEIRD ART WORKS × FREAK’S STORE ビッグシルエット プルオーバーパーカー

 

ー様々なアイディアはどこから生まれますか?

今まで観てきた映画だったり、特にアメリカに行った時に感じた事、買ったお菓子のパッケージデザインからレンガの壁のサインだったり、看板とかホームレスの格好とか見た事、経験した事全てです。

WEIRD ART WORKS × FREAK’S STORE クルーネック スウェット

 

ー作品を制作する際、特に気をつけていることなどは?

僕、映画オタクなんですよー、今まで観た映画のワンシーンだったり、タイトルのロゴだったり、セットの看板とか小物とか俳優さんの着てる服だったりとか普通の人があまり気にしなさそうな所とか注意深く見てデザインにしてます。で、もしそういった所とか気づいて貰えたら嬉しいですね。

ー最近気になっていること、ハマっていることはありますか?

最近はA24の映画にハマって観てます。A24の映画ってなに観ても面白いんですよー。ハマった作品はハーモニー・コリンのスプリング・ブレイカーズ。でも日本未発表?も多くてMid 90s The last Black Man in San Francisco とかめっちゃ面白そうなのにまだ観れてないんです。

ー普段の生活での熱狂性を感じるエピソードはありますか?

やっぱりアメリカに行くと刺激貰えるんでもっともっとアメリカに行って刺激受けまくって、そこからまた仕事に繋がったら最高ですよね!だからもっと頑張ります(笑)

ー今後どんな活動をしていく予定ですか?

サインペイント中心で活動していくのはもちろんなんですが、デザイン関連全般に色んな事やってみたいですね。特に大きなMural(ウォールアート)とかライブペイントをやってみたいですね。色んな事を経験してみて自分の可能性を試してみたいです。

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Artist Program -#02 トチハラユミ-

様々なアーティストをフックアップし、フリークス ストア独自のフィルターを通し具現化する、Artist Program。第二回目はイラストレーター/グラフィックデザイナーのトチハラユミ(@tochillust)さんが登場。

 

ー今回はどのような経緯でコラボに至ったのでしょうか?

現在、私はグラフィックデザイナーと並行してイラストレーターとしてもお仕事をいただいており、コツコツと更新しているインスタからありがたいことにお声がけいただきました。

ーフリークス ストアにはどのようなイメージがありますか?

カジュアルなイメージはありますが、何年経ってもいつも取り入れられるような、程よく流行を取り入れつつも流行に寄りすぎないベーシックな服がたくさんあるなと、お店に行くといつも思います。

ゴージャスなハリウッドという存在を、敢えてシュールな絵でデザインに落とし込んだら面白いなと。

ー今回のイラストのテーマやイメージはありますか?

テーマは“PLAY WITH HOLLYWOOD”。“ハリウッドで遊ぶ”と言う意味ですが、場所の遊ぶではなく、おもちゃで遊ぶようなイメージです。ゴージャスなハリウッドという存在を、敢えてシュールな絵でデザインに落とし込んだら面白いなと思い、このテーマにしました。ロゴをデザインするのも好きなので、今回勝手に作らせていただいたのにも関わらず採用していただき、とても嬉しいです。

トチハラユミ × FREAK’S STORE 別注ビッグシルエットプルオーバーパーカー

 

ー様々なアイディアはどこから生まれますか?

直感で物事を進めることが多いので、突然“あ、これすごい好きだなあ”とふと思ったものを日々メモするところかなと思います。あとは、生活の一部でもある映画や舞台やライブなどのエンターテインメントにたくさん触れて刺激を受けたり、面白い本や、映画のパンフレットを集めて見ることも多いです。

ー作品を制作する際、特に気をつけていることなどは?

色数や色の使い方、文字を入れた時の全体のバランスには気を遣っています。絵を描いてそれをデザインする感覚で作っています。デザインは頭で全体像をよく考えて構築していきますが、絵は考えすぎると描けないことがあるので、上手く頭を切り替えるように心がけています。

焼き物など唯一無二のものにとても惹かれます。

ー最近気になっていること、ハマっていることはありますか?

使っている食器が全て母が趣味の陶芸で作ったものなのですが、焼き物はなんとも言えない深く味のある色味で好きです。食事との組み合わせを考えるのも面白いです。唯一無二のものにとても惹かれます。色でいうと昔から青いものが大好きで、何年か前に沖縄で購入した大嶺實清さんのペルシャブルーのやちむんは、もう眺めているだけで落ち着きます。

トチハラユミ × FREAK’S STORE 別注クルーネックスウェット

 

ー普段の生活での熱狂性を感じるエピソードはありますか?

仕事で色々な人とお会いするだけでも楽しいのですが、以前から尊敬する方と現場でご一緒する機会があり、その人の仕事に対する姿勢や人柄に触れてとても刺激になりました。さらに、描いたイラストをお礼にとお渡ししたら想像以上に良いリアクションをしてくださったのが嬉しすぎて、人に喜んでもらえることは自分の原動力になるなあと改めて実感した瞬間でした。

ー今後どんな活動をしていく予定ですか?

漠然とですが、ものづくりでいくつか挑戦したいことがあるので、今後どこかで発信したいなと思っています!

 

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Artist Program -#01 コマツミドリ-

様々なアーティストをフックアップし、フリークス独自のフィルターを通し具現化する、Artist Programが始動。第一回目となる今回は石川県金沢市を拠点に活動する、イラストレーターのコマツミドリさんに話を伺った。

 

ー今回はどのような経緯でコラボに至ったのでしょうか?

昨年の秋、ラフォーレ原宿で展示を行ったのですが、その際にスタッフさんが観に来てくださったのが元々のきっかけです。そこでお話をいただいたのですが、また後日メールをくださりそこからコラボ化へ進んでいきました。

ーフリークス ストアにはどのようなイメージがありますか?

フリークスさんは、アメリカンカジュアルで私の好きなテイストなので金沢に店舗がないものの、東京に行った際はよく行っていました。お隣の富山に新しくお店ができると聞いているのでそちらも楽しみです。

日頃の生活が自分の仕事の源になったり、動機になった時に感じる喜び。

ー今回のイラストのテーマやイメージはありますか?

今回は『80年代アメリカにあるUMAが出ると噂のモーテル』がテーマで、描いたイラストがそのモーテルのスーベニアアイテムとなってます。一つ一つのデザインを何度も担当の方と相談して決めたとても思い入れあるものとなっております。

L:Welcome to MOTEL⑧ プリント クルーネックスウェット
R:I’m BUSY バックプリント プルオーバーパーカー

ー様々なアイディアはどこから生まれますか?

いろんな人と話していたり、日常の生活で生まれたりします。
10月中旬に金沢で行う展示ではペットをテーマにしています。日頃子どもと家の近くの川沿いをよく散歩するのですが、犬を連れて散歩している方が多く、子どもがいるおかげで散歩されてる方もよく近づいてきてくれて、そこで話が弾み飼われてる犬の名前なども教えてもらうのですが、そこでその家族のペットへの愛やストーリー、背景がよく伝わってきて面白いなと。それをイラストに起こして、何か生活感やその犬や猫、動物たちの背景を伝えれたらなと思って今回展示のテーマにしました。日頃の生活が自分の仕事の源になったり、動機になった時は喜びを感じます。

ー作品を制作する際、特に気をつけていることなどは?

色合いと少しのユーモアを大切にしています。ちょっとしたオヤジギャグなんかも好きです。ただ描くだけじゃつまらないので、何かプラスで足せれたらと思っています。

家族と遊ぶことが、自分の中のいいリフレッシュに。

ー最近気になっていること、ハマっていることはありますか?

最近はNetflixですかね、テラハは欠かさず観てます。

ー普段どのような生活を送っていますか?

娘がいるので、子ども中心の生活をしています。娘がまだ2歳なのもあって仕事と子育てとの両立が難しい時もあるのですが、周りの方にいつも助けてもらっています。
休みの日は家族と遊ぶことが自分の中のいいリフレッシュになっています。

ー今後どんな活動をしていく予定ですか?

今までポップアップなどで原画やグッズの販売を行っていたのですが、現在金沢にコンセプトショップを準備中でして、何か面白いことができればと思ってます。

また、10月19日から東金沢にあるARLESさんにて、イラストレーターであるヤナギダマサミさんと合同展示を予定しております。先ほど言っていた「ペット」をテーマにグッズなども準備していますので、近郊の方、金沢へ旅行のご予定がある方は是非お越しください!

 


YANAGIDAMASAMI × MIDORI KOMATSU
日程:10月19日(土)~10月27日(日)
時間:11時~20時
場所:ARLES 石川県金沢市小金町5-20

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Ocean’s Love – アンジェラ・磨紀・バーノン

モデル、プロサーファー、そしてヨガのインストラクターとして活躍をするアンジェラ・磨紀・バーノンさん。現在はハワイを拠点に日本との間を行き来し、さまざまな活動を繰り広げている。そのアンジェラさんが、15年前に3人の仲間とともにスタートしたのが、日本全国の知的障がい児/発達障がい児が参加できるサーフィンスクール「Ocean’s Love」。サーフィンを通じて、「海の素晴らしさ・海の愛・海からのエネルギー」を子供たちに感じてもらい、そして「子供たちが持つ、無限の可能性を見出していこう」という内容のもの。9月21日(土)に、神奈川県茅ヶ崎ヘッドランドビーチにて開催される「Ocean’s Love」では、デイトナ・インターナショナルも全面サポートすることが決定。そこで「Ocean’s Love」を主催する、アンジェラさんに話を聞いてみた。

海が持つ大きな愛、包み込んでくれるような愛…ヒーリングのエネルギーは誰にも平等にあるもの

—「Ocean’s Love」を始めようと思った経緯を教えてください。

私の兄が障がいを持っているんですけど、兄と一緒にこの世の中で暮らしていく中で、障がい者に対しての理解力やサポートのなさを感じていて、そこに幼いながらも悲しい思いをしていたんです。それで自分が大人になって、もっと障がい者に対してサポートしたり、理解ができたら、私の兄もそうですし、皆が住みやすい世の中になるのではないかなと思っていて。私がハワイに移住したときに感じたことが、ハワイでは障がいを持っていたとしても、健常者と同じような機会やチャンスや権利があるということだったんです。人々も「障がい者だ」という態度ではなく、隔てのないごく普通の世界がそこにあって。

その頃、私はプロサーファーになっていて、カリフォルニアを拠点に活動をしている「Surfer’s Healing」という自閉症の子に対するサーフィンスクールが、ハワイにきたときにボランティアとして参加をしたんです。自閉症の子供たちなので、その環境に慣れるのに時間がかかる。だけどボードに乗って波に乗ると、本当に別人のような笑顔を見せてくれて、私もそれを見て「ワオ~ッ!」となったんです。私がいつも感じている海からのエネルギーやパワーを、子供たちは私よりももっとストレートに感じるんだということを知って、私がプロサーファーとしてやるべきことはこれなんだと。海が持つ大きな愛、包み込んでくれるような愛……ヒーリングのエネルギーは誰にも平等にあるものなんだと。

― 海にはどんなエネルギーがあると思いますか。

私は18歳のときにハワイに1人で移住したんですけど、誰も知り合いがいなかった中で、そのときに私のホームシックの心を癒してくれたのが海だったんですね、なので、常に腕を広げて待ってくれている大きな愛、というのが私にとっての海で。そこに行けばいつもいてくれて、私が元気がなければ、元気にさせてくれて。そのときの波のコンデションによってはチャレンジなときもある。それと海の中でサーフィンをしていく中で、私は人生の大事なことを学んでいるんです。まさに「Mother Nature」。私にとって海がそういう存在です。

―海から教わったことはなんですか?

やっぱり流れに逆らわずに乗っていった方がいいということ。海にはカレントがあって、そのカレントに乗っていくと海にヒュッと出られる。でもカレントに乗らずに、それを知らずに逆にどれだけ頑張っても沖へ進めないときがあって。自分の人生の中には、こういったウェーブがあって、そのウェーブに乗り身を委ねるということがとても大事で。それに逆らって力を入れても、逆にうまくいかないということが学んだことのひとつですね。

Surrender=身を委ねる」ことだったり、Connect=繋がる」ことの大切さ

―逆らってしまったときは、前に進めないということですね。

そうです。だから「Surrender=身を委ねる」ことだったり、「Connect=繋がる」ことの大切さ。海と繋がり、ひとつになることによって、波を上手に乗りこなせることができる。でも私が海と繋がることができなかったら、すごく波はいいのに、調子が悪かったりするんですよ。あとは感謝の気持ちですね。海に対してもそうですし、一緒に海に入っている仲間たちや、ポイントの人たちに対して。自分が感謝の気持ちを持ってそこに行けば、暖かく迎えいれてくれる。でも感謝の気持ちがないと、やはり相手も私を受け入れてくれなかったりします。

―これまでに開催をしてきた「Ocean’s Love」で、何かエピソードはありますか? 

この間、伊良湖で開催をしたんですけど、伊良湖は開催をして来年で10周年になるんです。以前に参加した子供たちもどんどん大きくなっていて。私たちがやっているプログラムのひとつに、お仕事体験という「Ocean’s Love」に参加した子供たちが、社会へ出る前に学べる機会を作っているんです。それと同時に、ボランティアの人たちも、どんなことをするのかを知るために、お互いが学び合えるような時間になっているんですね。今回、小学生のときに初めてOcean’s Loveに参加してくれた男の子が、お仕事体験としてバーベキューを担当してくれました。まだ小さくて無邪気で常に笑顔だった姿を私は見ているんですけど、16歳になったのかな。「こんなに大きくなったんだ」と話をしていて、彼も一生懸命バーベキューを作ってくれて、そのお仕事体験が終わった後に、迎えにきたお母さんが「この子のこんな笑顔を久しぶりに見ました」と言ったんです。昔は本当にいつも笑顔だったのに、成長していく中でどんどん笑顔がなくなっていたそうで、それをお母さんは心配していたので「笑顔を見ることができてよかった」と言っていて。そのときに、子供たちが成長していっても笑顔でいられる環境を作ってあげることが「Ocean’s Love」のひとつの使命なのかなと思いました。

―参加しているボランティアの人たちは、どのような勉強を事前にするのですか?

「Ocean’s Love」は、私とプロボディボーダーの薫(鈴木薫)さんと、私たちが所属する「Local Motion」というサーフブランドの担当者であった阿比留さんの3人で始めたんですけど、子供たちの笑顔を見たい、海を感じてサーフィンをしてもらいたいというシンプルなところから始まったので、最初は3人ともまったく多くのボランティアさんに参加してもらうことを想定していなかったんです。でもどんどん進んでいくうちにボランティアさんが必要になってきて、それでボランティアさんも参加できるシステムにしたんです。ボランティアさんからいただく話が、子供たちに元気をあげようと思っていたら、逆に子供たちから元気をもらったということが多いですね。サーフィンスクールのシーズンが始まる前にはボランティアさん向けの勉強会を行っていて、自閉症とはどういうものなのか、あとは障がいを持っていることは、どういう風に接するべきなのかとかということを学んでもらっています。フィロソフィーカードというものがあるんですけど、やはり人間だから、毎日パーフェクトに過ごすことはできない。だからこそ、そのフィロソフィーカードにあることをリマインドしていくことが大切というか。あとは、私自身も参加して、子供達の笑顔で私のラブタンクがいっぱいになっていくことがとても嬉しいです。

お互いの経験をシェアできることが、大切な時間

―ハワイでも活動をされているようですが、どのようなプログラムを行っているのですか?

ハワイを感じてもらえるよう2つのプログラムがありまして、ひとつは、日本で「Ocean’s Love」に参加した人たちの次のステップアップとして、ハワイでサーフィンを行うという。障がいのあるお子さんは誰でも参加できるようになっています。もうひとつは、今ハワイではホームレスの問題が大きいのですが、ホームレスのシェルターにいる障がいのある子どもたちにサーフレッスンをするという。その2つのプログラムがあります。だけどハワイは私1人なので、進むペースがすごく遅いんです。

―「Ocean’s Love」で、今後やってみたいことや、活動で広げていきたいことはありますか?

今でも、全国の海が障がい者フレンドリーになることが夢なので、できる限り「開催地を広げていくことは目標ですね。それが私の日本の「Ocean’s Love」に対してのこれからの思いで。ハワイの方の目標は、何年も先になると思いますが「Ocean’s Love」のホームを持ちたくて。そこは日本からくる障がい児のご家族がステイできたたり、ローカルや世界中から障がい児を持った家族もくることができて、コミュニケーションをとれる場所になればいいなと。「Ocean’s Love」もそうですし、私も大切にしていることが、”Connect=繋がる”ということなので、やはり親御さんたちが繋がりあえて、そこでお互いの経験をシェアできることが、大切な時間だと思うんです。

― 最後に、アンジェラさんにとって幸せとはなんですか。

私にとって、幸せとは。私がこの世を去っていくときに、私が生まれたときよりも、私がこの世を去るときの方が、少しでも愛が増えているということを、知れて、感じられて去ることができたら……幸せかなと思います。


Ocean’s Love
サーフィンスクール

|日程|

9月21日(土)

|開催場所|

茅ヶ崎市 ヘッドランドビーチ

|オフィシャルページ|

http://oceanslove.com/

Text_Kana Yoshioka

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Personal Culture vol.1 フリークス事業部 ジュニアエリアマネージャー 景山 敦史

フリークス事業部 ジュニアエリアマネージャー

景山 敦史

「会社が成長する中で、自分もそれに関わりながら新しい挑戦をしていきたい」

—デイトナでの経歴とジュニアエリアマネージャーについて教えてください。

2018年の10月にフリークスストア上野店の店長としてデイトナに中途入社しました。その後2019年3月に錦糸町店が新たにオープンするタイミングで、2店舗の店長を兼任する形になり、同時にジュニアエリアマネージャーに上がりました。
今はそのジュニアエリアマネージャーという立場にいますが、それ以前の店長との一番大きな違いは、店舗を複数管理するという点です。私の場合は上野店と錦糸町店の店長を兼務しつつ、この2店舗の数字や人員の管理をしています。
それにプラスして、人材の育成も大切な業務の一つです。具体的に言うと店長や次期店長候補になれる人を育成することで、自分としては今そこに一番注力していますね。

—理想とする店長像はありますか?

私の中にある理想の店長像は、他人の声をちゃんと聞ける店長、です。
店長クラスになれば、自分の意見を言える権限というか、何かを決定するときに絶対的なイニシアティブを取れるようになりますが、その分他の人の意見を素直に聞き入れることが難しくもなります。
やっぱり何かを話すときにも自分の成功体験を人に押し付けたくなるんですが、それだけではなく色々なポジションの人たちの意見をフラットに聞いて、それをチームビルディングに活かしていけるのが、理想の店長だと思っています。

—育成といえば、新卒や中途入社の方、色々なタイプの社員がいると思いますが。

確かにそうですね。私自身も中途入社ですが、最近では中途で入られた方もかなり増え、店舗には年齢もバックグラウンドも様々なタイプの人が混在していますね。
デイトナの良いところは、例えば挨拶だったり上下の関係性だったりといった人間的な基礎がちゃんとした人が多いことと、売上数字に対してシビアに食らいついていく習慣があることだと思うので、特に新卒でデイトナに入った社員や中途でも若い年齢の方に対しては、やはりこの会社のそういう良い部分を丁寧に伝えるようにしています。
伝えていく過程ではその人に対して注意してしまうこともありますが、細かく一つ一つその理由を説明して理解してもらえるように特に気を付けています。

—では、デイトナに入るまでの経歴を教えてください。

もともとファッションには興味がありましたが、「スーツで仕事をしたくない」という単純な思いから就職先としてアパレルを志し、セレクトショップにアルバイトで入社しました。でも配属がドレス売場になって、結局毎日スーツを着る羽目になったんですけどね(笑)。
その1年半後に同じくアルバイトで別のセレクトに転職し、その会社でトータル16年間働きましたね。そこではアルバイトから契約社員・正社員・店長・SV・エリアマネージャーまで経験させてもらいました。
その企業が日本での事業を終了することになって転職活動を始め、ご縁があってデイトナに入ることになったわけです。

—デイトナを選んだ理由はなんですか?

フリークスストアのことはまだ前職にいた時から競合として定点観測はしていましたし、会社としてもすごく勢いがあり、面白い取り組みをしながら売り上げも伸ばしているなと感じていました。
あとブランドのテイストで言うと、フリークスのもともとの始まりが古着でありアメカジであるということで、昔の洋服屋さんってやっぱりその2つは必ず通る道と言うか、自分自身にとっても洋服が好きになったきっかけがアメカジだったりもするので、そこが凄くリンクしましたね。

—転職先を選ぶ上で大切していたポイントはありましたか?

会社が発展していく過程で、自分がそれにどれぐらい関わって貢献することができるか、ということに重きを置いていました。
前職が、大きなグループ企業の中の一つの関連会社という立ち位置だったため、ブランドの年商としては50億円ぐらいでした。それに比べてデイトナはフリークスストアとして年商100億、200億、ゆくゆくは企業として1000億円を目指していくという中で、その過程において自分も新たなチャレンジができるのではないかと考えました。

—これまで在籍した会社と比べてデイトナの良い部分を教えてください。

人と人との繋がりをすごく大切にする会社だなと感じます。それは、先輩と後輩であったり、同期であったり、同僚であったり、という部分です。また、メンターの関係性が上手くできていて、誰が誰の面倒を見たり教育をしたりするのかが明確になっているのが特徴だと思いますね。
例えば毎月行われる店長会の場でも、各店長が自店のスタッフがどれだけ成長したかについてよく話をしている気がします。ちゃんと上司の目が部下に行き届いていて、なおかつその人たちの成長を気に掛けている証拠じゃないですかね。

—逆に今のデイトナの課題点は何だと思いますか?

諸々のシステムはまだ追いついていないな、と感じますね。何かを社内システムで調べようと思ってもその答えを探すのに時間が掛かってしまう。それは結果として店頭に立ってお客様と接する時間を削ってしまうことになるので、勿体無いなと感じています。
まだ今はアナログな状態が残っているというか、もっと情報システムの構築がちゃんとできて必要な情報がすぐに取り出せるようになれば良いですね。そうすれば一人ひとりの生産性も上がるし、お客様に対してももっと丁寧に接客できる時間が確保できるし、結果として会社の成長を促進するんじゃないかと思っています。

—中途で入社して特に大変だったことは?

デイトナのやり方やルールを一括で見られるポータルが無いことだと思います。入社当時は分からないことを誰に訊いたらいいのかが分からなかったですね(笑)。特に私は店長として入社したので周りにあまり訊ける人もいなくて、少しその部分で苦労しました。
なので、入社時に「これを見れば一通りはわかる」というものが有ると良いですね。最近は他社でキャリアを積んで入社してくる方も多いので、デイトナのやり方をうまく共有できるようなツールが欲しいです。

—今後のご自身の目標は?

まずはエリアマネージャーに上がりたいですね。より多くの店舗を管理しながら、特に人材育成にもっと力を入れていきたいと考えています。特に、周りの人から信頼される店長やスタッフを育成したいと思っています。
信頼されるためには、まずは挨拶やお礼などの基本的な人間性が備わっていること、そして立場が上になっても自分の弱い部分を含めて周囲に自己開示していけることが大切だと思います。その上で店舗スタッフに自分のことを理解してもらい協力してもらうことが必要です。
私が若い頃は、とにかく店長に任せておけば大丈夫、店長に付いていかなくちゃいけない、という空気感があったと思います。ただ、今はチームとしてスタッフにも積極的に協力してもらわないと店舗が成り立たないと感じているため、店長も強いだけの存在ではなく、自分をオープンにしてスタッフに手助けしてもらうぐらいの気持ちがあったほうが良いと思っています。

—どんな人と一緒に働きたいですか? また、その方たちへの転職活動のアドバイスを。

理想の店長像などでも言いましたが、しっかり人の意見を受け入れられて、それを自身の中で消化して自分の意見を言える人と一緒に仕事をしたいですね。
転職活動について言えば、私が転職活動のときに大切にしてきたのは、頭でっかちになりすぎないことです。勿論受ける企業に対しての下調べや理解は必要ですが、数字や写真などを見ただけの段階で想像が先走ってしまうと、実際に現場に入った後で自分の中の理想とギャップが生まれてしまうと思います。
色々調べ過ぎず、ある程度は直感を信じてフラットな目線で見て、自分が実際にその会社で何ができそうかをありのままで考えるのが良いと思います。

—ご自身のライフスタイルのこだわりは?

横須賀に住んでいて家から海が近いので、6年ほど前から本格的にルアーフィッシングを始めました。休日になれば前日の仕事終わりにそのまま出掛けて、午前2時から朝7時ぐらいまで釣りをするような日々を送っています。そういうライフスタイルを送りたくて、今の家を選んだようなところもありますね。
将来的には、せっかくなので自分の船を持ちたいと思っています。勿論大きいクルーザーのようなものは難しいとは思いますが。まずは船舶免許を取って、いずれ老後とかは小さい船でも買って、悠々自適に釣り人生でも送りたいなと思っています。

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FUJI ROCK FESTIVAL 2019 with KiU

7月26日(金)〜7月28日(日)の期間で開催されたFUJI ROCK FESTIVAL’19

会場となる新潟県・苗場スキー場は例年以上に気候の変動が激しく、レインポンチョやシェル等のウェアを自分なりに着こなす姿が多く見受けられました。会場内でのイベントスペースも運営していた、KiUのアイテムを身につけた来場者も特に多く、自然を敬うことを信条とするFUJI ROCKらしく目まぐるしく変わる自然との共存を体現していました。

1.フジロック歴は何年ですか? / 15〜16年
2.KiU歴は何年ですか? / 2年
3.初めて買ったKiUのアイテムは? / レインポンチョ、ボディバッグ
4.フジロックはどうですか? / KiUさんのおかげで快適です!
1.フジロック歴は何年ですか? / 14年
2.KiU歴は何年ですか? / 5年
3.初めて買ったKiUのアイテムは? / レインポンチョ
4.フジロックはどうですか? / 雨でも楽しい!
1.フジロック歴は何年ですか? / 女性:フジロック1回目から行っている 男性:10年
2.KiU歴は何年ですか? / 初KiU
3.初めて買ったKiUのアイテムは? / 着ているレインポンチョ
4.フジロックはどうですか? / 改めて最高!
1.フジロック歴は何年ですか? / 3年
2.KiU歴は何年ですか? / 初KiU
3.初めて買ったKiUのアイテムは? / ボディバッグ
4.フジロックはどうですか? / たのしい!

KiU×FREAK’S STORE

「COW FREAKS」をテーマとした、今季のFREAK’S STOREによる別注商品の柄は、アウトドアシーンに映えるキャッチーな牛柄のデザインがポイントとなっている。レインポンチョ、ボディバッグ、サコッシュ、ハットがつくられ、大好評を博した。

また、今後も様々なブランドとのコラボレーションを予定しているKiUとは、来季もフリークス ストアとの別注商品などの取り組みを予定しています。お互いの強みを活かした”フリーク”な商品にもぜひ注目を。

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freak