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「小谷村から新たな文化を」地元民が集う新たなイベント・ハクババレーぶんかさい

2019年7月28日、信州・栂池高原「EARTHMANS TSUGAIKE(長野県小谷村)」にて開催されたマルシェイベント「ハクババレーぶんかさい」。今回初開催となる本イベントはどのような思いで実施されたのでしょうか。この記事ではイベントのレポートと共に、主催者のイベントにかける思いをお伝えします。

※ハクババレー・・・長野県北西部、北アルプス山麓に位置する白馬村・小谷村・大町市の総称

イベント会場はゲレンデ直結の「EARTHMANS TSUGAIKE」

まずは今回の会場を改めてご紹介。イベントは、MARCHE AREAとACTIVITY AREAの2つのエリアで実施されました。MARCHE AREAの舞台となったのは2018年4月にオープンした「EARTHMANS TSUGAIKE」。

2018年4月に新たにオープンした「EARTHMANS TSUGAIKE」。テーマは“よく遊び、よく眠る”。

「EARTHMANS TSUGAIKE」は、「EARTHMANS DOTOMBORI(大阪府大阪市)」、「EARTHMANS AMEMURA(大阪府大阪市)に続き株式会社デイトナ・インターナショナルがプロデュースした3つめの宿泊施設です。既存の施設買収・リノベーションし、海外のホテルラウンジのような雰囲気にリフレッシュオープン。しょうゆ豆や川中島納豆など信州ならではの郷土食を取り入れた朝食は宿泊客に好評です。

イベントを通して新しい文化を地域の人と共につくる

ゲレンデ直結とあって、グリーンシーズンのゲレンデが一望できるロケーション。眼下に広がる緑の斜面はこの時期ならでは。

今回初開催となった「ハクババレーぶんかさい)」には、長野県内からコーヒーショップやクラフトを中心に約30店舗が集まりました。主催者である「EARTHMANS TSUGAIKE」支配人・馬場裕一郎は「ハクババレーぶんかさい」の開催について以下のように語ります。

「『ハクババレーぶんかさい』の目的は、この場所に暮らす人たちと新しい文化をつくること。肌感では、栂池高原のある小谷村を訪れるほとんどがシニア層や登山客。ウィンタースポーツや登山などアウトドアアクティビティを楽しみに来られる方が多い印象です。小谷村は隣の白馬村と比べると移住者や外国人観光客も少なく、独自のカルチャーが根付いていない土地なんです。小谷村から新たな文化を創造できたらという思いから『ハクババレーぶんかさい』の実施に至りました」


当日の来場者は約1,600名。会場はメイン会場である小谷と、白馬のふたつのエリアに設けられた。自転車で往復したり、山の景色を見ながら歩いて行ったり来たりとコンテンツだけでなくロケーションを楽しんでもらう試みだ。
白馬村に店を構える「HAKUBA COFFEE STAND」も出店。店主の大石学さんは、長野県内のコーヒーショップが集う「 NAGANO COFFEE FESTIVAL」の企画・運営も行う。


想定外の規模感があっという間に形に

買い物だけでなくワークショップも楽しめる

『ハクババレーぶんかさい』実施のきっかけとなったのは、馬場が支配人に就任した2019年5月のこと。親交のあった長野県須坂市を拠点に活動するクリエイター金子ひとみさん(Pottery Studio K )の「栂池で野外のイベントを実施したい!」という一言からスタートしました。

「全国のFREAK’S STOREで『POTTERY STUDIO K 』のアクセサリーを取り扱いをさせていただいている縁で、金子さんとは長いお付き合いをさせていただいています。私が『EARTHMANS TSUGAIKE』に来た頃に、『せっかくこの地に根を下ろすならなにか新しくはじめたい』と考えていたところ、金子さんからイベント開催の提案がありました。

はじめは小さくイベント展開していこうと考えていたのですが、ありがたいことに金子さんの声がけによって30もの出店者が集まったんです(笑)。そこからはあれよあれよという間に形になっていって。『ハクババレーぶんかさい』は、いろんな人に助けてもらって実現できたイベントですね」


ホテル裏には子供向けに大きなプール、五右衛門風呂を設置。買い物だけでなく、家族がゆっくり団らんできるスペースが多いのもこのイベントの特徴だ。

子どもたちに特に大人気だった「クワレス」はクワガタ・カブトムシのプロレス。立派なリングで昆虫が闘う姿に白熱!

一過性で終わらないイベントづくりを

「当日は、私たちがターゲットとして考えていた家族連れの姿が多かったです。休日に気軽に遊びにきていただけるイベントを目指していたので、地元の方に多く足を運んでいただき嬉しかったですね。駐車場は常に満車で臨時駐車場をつくるほどの盛況でした」

最後にイベントの今後の展望を聞きました。

「『ハクババレーぶんかさい』は今年を皮切りに毎年実施を念頭に置いています。小谷村はもちろんですが、近隣の白馬村、大町市近隣と連携しハクババレー一帯が協力しあい盛り上がることが大切だと考えていて。一過性のイベントで終わることなく、地域に新たな文化を取り入れていくための試みとして今後も続けていきたいですね」


MARCHE AREA
EARTHMANS TSUGAIKE
Add:長野県北安曇郡小谷村千国乙216
Tel:0261-83-2117
https://www.earthmans.com/

ACTIVITY AREA
S.K.D.P(SUPER KID’S DOME PROJECT )
Add:長野県北安曇郡白馬村北城落倉14920-31
Tel:(代)090-4282-7727

Text_Hitomi Nakano